忘却の女王

するすると天空から蜘蛛の糸が降りてくるようにこの言葉が舞い降りてきて、わたしの額にペタリと張り付いた。
「忘却の女王」


今までは「忘れ物の女王」という称号にふさわしいレベルだったのだけれど、どうやら「忘却」に書き換えたほうがよさそうだ。


最近特に忘れっぽくなってしまい、昨日も仕事でワタワタしてしまった。


去年の12月の最後の週に準備したはずの資料のコピーがない!
えー?なんでないの?
んんんー?(眉間にシワを寄せる
あ、れ?
わたしコピーしなかったっけ?
うーむ。10日前くらいのことが思い出せない。


探せど探せど見当たらず・・・。
もしかして、まだコピーしてない?!
コピーした可能性を50とすれば、コピーしていない可能性も50ある。


コピーした気もするし、12月めちゃくちゃ忙しくてコピーしていないような気もする。
「来年の仕事の資料だから、来年コピーすればいいや」と思ったとか、ウルトラアリエール。


なのに自分ではすっかりコピーして準備した気分になっていて、あちこち探しまくるんだから滑稽といえば滑稽。マヌケといえばマヌケだけれど、そんな自分を自分で責めてもなんだかカナシクなってくるので、責めないでいてあげよう。うん。思い出せないものは思い出せないんだよ。


とにかく、ないものはない。
探す時間がもったいない!!
コピーはだいたい20枚くらい(全部内容がちがう)だし、もう一度コピーすれば!!!


そして、そのお仕事が終わって、忘れた頃に、バサっとコピーが出てきたりするのだ。たぶん!!!!


とにかく忘れっぽいので、どこに置いたかわからなくなることが多い。
「探し物の女王」と呼ぶにふさわしいかも(うれしくない)


どうしたら忘れなくなるのか知りたい。MAJIで。


メモをすれば忘れない?
でも、メモした紙をなくしたり、根本的にその「メモすることを忘れる」こともあるわけで・・・。あうち・・・。


「記憶力の達人」がいるとすれば、「忘却力の達人」もいると思うわけで、忘却力があることで、まぁ嫌なこととかムカつくことをあとから思い出さなくていいという面ではメリットといえばメリットだろうか。


いつまでも嫌なことやムカついたことを覚えていて、思い出すたびにイライラムカムカするのは、それはそれで大変で精神的に良くない気がする。


過ぎたことはもう忘れた。いちいち思い出すのもめんどくさい。それより「今」と「これから」が大事っしょ。うん。がんばっていきまっしょい


まぁ、忘れっぽいのは自分でも認めるところだけれど、忘れっぽくて、それで誰かに迷惑をかけてしまうのだけは絶対に避けたい。(待ち合わせの約束を忘れてすっぽかしてしまうとか)


というわけで、このへんで。
(この文章、ブログの下書きに入れたまま3日くらい忘れてたのをこそっとかみんぐあうとっしておこう)