さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
- 作者: マーカスバッキンガム,ドナルド・O.クリフトン,田口俊樹
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2001/12/01
- メディア: 単行本
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絵でも音楽でも文章でも仕事でもなんでもそうだけれど、「自分には才能がない」とか「この仕事に向いていないんじゃないか」とか、思ってしまうときはないだろうか。私はある。
好きだけど、それだけでは良しとはいかないのが、仕事だ。仕事は対価をもらう。結果を要求される。
「結果って言ったってうまく行くことばかりないですよ?」
そう言われそうだけれど、結果を残せないのに仕事したとは言えないし、結果を残してこそ仕事をしたと言えると思う。
前にも書いたけれど、仕事はうまくいかないから面白い。うまくいかなければうまくいかないほど、向かっていきたくなる。問題が起これば、それをどうにかしてやろうと思う。適当に惰性で仕事をするのが一番嫌だ。難しい問題であればあるほど、かきたてられる。特に根気がいるものは、試されている気がして、背筋が伸びる。持てる力を総動員して「やってみる」。
やってみたそれは0ではない。失敗もそれは良い経験になる。失敗はしてみないとわからないものだ。失敗による痛みもつらさも。失敗は人を強く、深くする。思慮深くすると言ってもいいと思う。
思慮深くすると言っても考えるだけで動かない人にはなりたくない。
才能がないとか向いていないとかウダウダ考える前に「やってみる」。才能がない分向いていない分、努力するしかないと思っている。不器用でも時間をかけてやるしかない。やれるだけのことをやってみて、それからだと思う。「どうせできない」とか「どうせやってもむだだ」という言葉が嫌いだ。
きれいなことばかり書いているかもしれないけれど、私はこういうことしか考えられないし、こういうこと書くことができない。我ながら真面目で堅苦しい人だと思うけれど、どうしようもない。才能や特別な能力がない分、努力するしかない。
ただ、努力する自分に酔いしれるようなそんな自分にはなりたくないと思っている。淡々と、日々コツコツと、続けること、投げないこと、あきらめないこと。良い結果が出なくても焦らないこと。自分に言い聞かせる意味でもここに書いて残しておく。
- 作者: 清水章弘
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努力不要論――脳科学が解く! 「がんばってるのに報われない」と思ったら読む本
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