やりたい仕事があるなら、少しでも若いうちに…。

年をとると1から全く新しいことを覚え、それを仕事としてやるのは、本当にたいへんだ。体力的にも若い頃のようにはいかない。
やりたい仕事があるなら、少しでも若いうちにチャレンジしたほうがいい。私は30代でチャレンジしたのだけど、正直遅かったなあと。


どうして20代でチャレンジしなかったのか。今更そんなことを言っても仕方ないのだけれど、ずいぶん遠回りをしてしまったなあと、しみじみ思う。遠回りしたことを後悔はしていない。ブログに書くことはないと思うけれど、さまざまな経験を20代でしているので、それらの経験が30代での転職を決意させたとも言えるし、今になって思うと、20代でのさまざまな経験を30代でするのは、多分体力的に無理だと思う。


体力の問題は軽く見るべきではない。


あまり「べき」というのは好きではないのたけれど、ここでは「べき」を使いたい。普段から体を鍛えていないと体力は年々衰える。疲れやすくなり、また寝ても疲れがとれなくなる。体が俊敏に動かない。むしろ動くのが面倒になる。面倒になるから、体力はますます落ちていく。


まあ体力的には大変だけれど、精神的なものは年をとってからのほうが私の場合良い。例えば精神的な回復力。若いときのほうが落ちこみをひきずることが多かったけれど、今はひきずることがない。


精神的に安定したのは、転職したのも一因にあると思う。自分のベースになるもの、軸になるものがあると、安定するし、多少のことではブレなくなる。目標があるというのも良い作用を及ぼしていると思う。


目標があると安心できる。目標に向かって前を向いていられる。


もちろんいつもいつもうまくいくわけではないし、失敗もする。でもその失敗も経験値になる。失敗はそれを教訓にして、同じ失敗をしないようにすればいい。


やりたい仕事があるならできるだけ若いうちにチャレンジを。でも「失敗したらどうしよう?失敗したら嫌だ」そう思うのなら、やめておいた方がいい。
私はうまくいかなくても、3年はその仕事をやめないつもりだったし、3年ひたすら続けて、それでも無理だと思ったら、そのときまた考えよう、と。


やりたい仕事があるなら、少しでも若いうちに。でもコロコロと転職するのは勧めない。まあよく言われることだけれど、「石の上にも3年」というのはよくできた諺だと思う。