転職について考えたことを書いてみたところ、
http://d.hatena.ne.jp/komoko-i/20101104/p2
予想していたよりも多くのアクセスがありました。
あらためて、「会社を辞めたい」とそう思ったときに考えたい5つのことということで書いてみたいと思います。
1.どうして会社を辞めたいのか、理由をはっきりさせる。
会社を辞めることはいつでもできます。
辞めたい辞めたい辞めたいそのことで頭がいっぱいになってしまうというのはあります。
が、辞めるのはいつでもできる。そう思って、一度冷静になりましょう。
そして、どうして会社を辞めたいのか、その理由を考えてはっきりさせることをおすすめします。
2.理由を考えるときのポイント
会社を辞めたいのはどうして?
- 仕事が面白くないから
- 仕事がきついから(心身的に)
- あまりにも仕事時間が長時間だから
- 給料が不満だから
- 他にやりたいことがあるから
- 人間関係が嫌だから
- 働きたくないから
- もっと他に自分に合う仕事があるんじゃないかと思うから
ざっとあげましたが、理由は他にもあるかもしれません。理由がいくつもあって、複雑に絡み合っていたりする場合もあると思います。
自分が辞めたい理由をはっきりさせることで、前に進めるというのはあります。
3.今の会社のどこが不満なのか
これは人それぞれあると思います。
どう不満なのかはっきりさせるとよいかと思います。
今の会社にはもう愛想がつきているのか、今の会社の良いところは全然ないのか。自分で改善していくことはできないのか、等も含めて。
4.転職する場合の譲れない条件を考える
- 給料は○万円以上
- 人間関係が良好*1
- 仕事が面白い。やりたい仕事ができる。
- 残業が少ない
- 通勤時間は○時間(分)以内
- 休みがきちんと取れる
etc
条件は人それぞれちがうと思います。
転職先を探すときにはやはりそういう条件面を考えて転職活動することになります。実際に転職活動をするとして、そういう条件にあった会社が見つかるかどうか、そのあたりもしっかり見極めておかないと、徒に転職活動期間だけが長くなることになります。
5.本当にしたいことは何か考える
場合にもよりますが、逃げ出すようなそういう会社の辞め方はおすすめしません。
やはり会社を辞めるのであれば、そのあとどうしたいのか、具体的に考えておくべきだと思います。まぁしばらくのんびりして、それからまた就職活動はじめようかな、とそういうスタンスでもよいのですが、その場合就職先を見つけるのは案外難しいです。つまりブランクができてしまうことでそれが足をひっぱる、と、ある転職経験者は言っていました。
仕事がなかなか見つからなくてブランクができてしまう場合もありますが、雇う側としては、病気療養等を別として、働いていない期間が長いと、その間は一体何をしていたの?と思いますよね。ある友人の場合、仕事をやめたあと資格をとるためスクールに1年間みっちり通っていたということを面接の際アピールしたそうです。働いていない期間が長かった場合、聞かれることはあると思います。その間何をしていたのか。
収入が必要で、働き続けなければならないのであれば、転職先を見つけてから辞めることでしょうか。*2
もっとも、今の会社で働きながら転職先を探すというのは時間的に体力的に厳しいというのはありますが。
辞めたい理由を考える時間すらない、もう辞めたいから辞めたいんだ。
そこまで追い詰められているのであれば、とにかく休みましょう。いきなり辞めるのではなく、休む。辞めることを選ぶ前に休むという選択肢もあると思います。
会社を辞めること、それはやはり自分自身のことで、自分で考えて動くしかないのですよね。情報収集して、参考にしてもよいと思いますし、しかしながら、どんな情報も鵜呑みにするのはよくないです。そこにはそう書いてあったけれど、いや、自分的にはちょっとちがうと思う。あの人はああいっていたけれど、いやでもどうなんだろう?と、その違和感は大事です。
ちなみに、私は転職経験者ですが、転職してよかったと思っています。
転職して専門性を身につけることができましたし、これこれこういうことが私はできます。と胸を張って言えるようになったのも転職してからです。資格をとるために勉強したり、その勉強が面白いと思うようになったのも転職してからです。
が、転職を手放しですすめるわけではないです。
転職を繰り返す人もいますし、転職したからといって、転職先が必ずしも自分の希望に副うものとは限らないです。転職しても転職先でまたなんだかんだとあるかもしれない。それは頭においておいたほうがいいと思います。