声を荒げて、攻撃的な口調のAさん。普段は言葉数も少なく、動きはいつも省エネモードだ。その彼女がなんとも珍しい。やっぱりいろいろ不満があるんだなあ。
怒っている人は、精神的に余裕がない状態なのだと思う。いろいろと我慢して限界を超えてしまったときに、怒りのツボをグリッとツボ押し棒で押されて、ドカーン!一気に攻撃モードに。
怒らずに穏やかに解決できればそれが一番良いのだけれど、そうも言ってられない場合もある。理不尽なことを言われたり、相手が横暴だったり。
怒っているAさんを見て思った。あー、苦しいんだね。いっぱいいっぱいなんだね。
怒ったら、少しはスッキリしただろうか。
怒らずにはいられないときもあるものだ。
怒りを内側に溜め込みすぎて、それで心や体を病んでしまうこともあるだろうし、適度に表に出して怒りを放出するのは良いことだと思う。あくまでも適度に。そこのところは気をつけたい。
でも、まあ、できれば怒らずにいたい。
- 作者: アルボムッレスマナサーラ
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- 発売日: 2006/07/18
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