弱った胃にステーキにつっこんでも受け入れられないよ。


エネルギーのある人の文章を読むのは好き。好きだけれど、自分の調子がよくないと、そのエネルギーの強さに圧倒されて、気おされてしまう。エネルギーやパワー、元気を吸収できるどころか、吸い取られてしまうような、そんな感覚に陥る。


元気ソングというのもおなじで、本当に凹んでいるとき、元気がんばれソングというのは逆効果な気がする。私の場合。無理やり鼓舞されても心はついていかない。むしろ、心の奥にしみこんでくるようなバラードを聞いた方が癒されるように思う。


どうしようもないくらい凹んでもう立ち上がれそうもないと思ったら、何もしないことだと思う。
下手に動いてさらに疲れ消耗してしまうよりも、じっと動かず、好きな音楽でも聴きながらぼけっとする。そして寝てしまう。眠れなくても横になる。休む時間も必要。休まず動き続けることはできない。休んでこそまた動き出せる、動けるようになるのだと思う。


弱ってる胃に無理やりステーキをつっこんでも受け入れられないのと同じ。自分が受け入れられる状態でこそ、いろんなものは意味があるのだと思う。受け入れられないときにはどうやったって受け入れられない。受け入れる余裕がないのだから。