若い人が生きにくい時代に思うこと。

ネットをしていて、また実際の生活でも感じているのは、若い人が生きにくい時代だなぁと。


若い人といっても漠然としていますけれど、わたしがここで言っているのは、二十代の人になるかな。大学は出たものの、就活もしたものの、就職が決まらなくて、という若い人います。ええ、大勢いると思います。
経験の差、というのかな。若い人でも多様な経験をしている人もいますが、そういう人ばかりでもないと思います。そうですね、知識や情報だけではどうしようもないことあります。経験してわかること、本当に多いです。経験の無さゆえに一歩踏み出せなかったり、妙に耳年増になってしまって、かえってそれが足かせになったりということもあります。


経験のみを重要視するわけではありませんが、経験の少なさゆえに考えが画一的であったり、視野が狭かったり、応用がきかなかったりというのはあるかもしれません。
まぁ、二十代に限らず、何才でも生きにくいなぁと感じている人は多いと思います。


長いので見出しです。

1.誰でもすごい人になれるわけではない
2.企業、会社、どこもいっぱいいっぱい。余裕なんてない。
3.その人らしい生き方
4.20代前半まではアグレッシブに働いていました
5.自分の武器に気づく
6.睡眠不足はよくない
7.こういう時代だから、生きにくい世の中だからこそ…
8.最後にまとめみたいなもの

1.誰でもすごい人になれるわけではない

若くてもすごい人います。自分で会社を作ったり、ええ、その若さでそんなことまでしているの、と驚かされる人います。
んー、でもまぁ、誰もがそういうすごい人になれるわけじゃないのですよね。
大学を出たら、とりあえず就職できていたようなそういう時代はもうとっくに終わって、ええ、私のときも就職は大氷河期時代でした。

2.企業、会社、どこもいっぱいいっぱい。余裕なんてない。

企業、会社、どこもいっぱいいっぱいなんですよね。余裕なんてない。
食うか食われるか、次に潰れるのはどこだ?みたいな世界です。
もう若い人を受け入れる余裕はなくなっていて、数少ない椅子をめぐって、多くの若者が争っている――まぁ、そんなことはわざわざ書かなくてもいいかもしれません。


都会のほうが人がいて、仕事もある。それは言えます。
地方は…。

3.その人らしい生き方

どういう生き方をすれば、いちばんストレスなく生きられるのかなぁと考えたりします。
まぁ多少のストレスはしょうがないですけれど、過度のストレスはやっぱりよくないですよね。心身ともに病気になってしまう。


就活に疲れ、すでにあきらめてしまった人を知っています。
もうどうやっても勝ち目はないと。
会社に所属しなくても、細々とでいいから静かにいけたらいい、そんな感じらしいです。
その人がその人らしい生き方をできるのがいちばん良いのではないかと思います。
必ずしも会社に所属しなければ、というわけでもないですし、人それぞれ生き方はあると思います。


4.20代前半まではアグレッシブに働いていました

わたしの個人的な感覚としては、年をとるとともに楽しく気楽になってきたというのがあります。
若い頃のほうが、いろんなことで揺れていたように思います。
20代前半はアグレッシブに働いていましたが、途中で変わりましたね。
うーん、もうアグレッシブはいいかな。わたしはわたしのペースでのんびりでいいかな、と。今の基礎にもなりますが、毎日を丁寧に、きちんと食べきちんと寝る生活を送りたいとそう思うようになりました。20代後半ですね。


アグレッシブに働いていた頃、やはりかなり無理していたように思います。
パンパンに張り詰めていたように思います。
それで万事うまくいっていたかというと、そういうわけでもなかったです。
アグレッシブ路線でいけば、やはり誰かとぶつかります。仕事でどうしても譲れないことってあったりしますよね。仕事は交渉ごとや締め切り、期限等も多く、いつもキリキリしていたように思います。余裕がないというか。余裕がないので、とにかく早く片をつけようとして、それである課の係長と真っ向から対立してしまったり。そして、お互い納得がいくようなそういう決着に至るとは限らないです。
うやむやなまま、どちらかが折れて、なんとか決着するような、そんな感じでした。
今思えば、もっと柔和にうまい言い方、やり方もあったのに、と思います。


あとから対立していた係長から直々にお褒めの言葉をいただいたのを今でも覚えています。
若いのに真剣にあそこまで言ってくるのはわたしがはじめてだった、と。
真剣さと真面目さ、そこを高く評価している、と。

5.自分の武器に気づく

ある時期、転換期を迎えました。転職し、肩の力がぬけて、のんびりと、しかしながら粘り強い自分に変わっていました。アグレッシブ路線は完全に卒業です。


のんびりしているけど粘り強い、これは実は武器になるということにある日気づきました。
地道な作業系は大得意です。
またそういう作業を仕事としてずっとしてきました。
パソコンに向かって黙々と作業する。
一日中誰とも喋らないし、機密的な部分もあるので、ひとりでしなければいけない。
しかもその作業量は2〜3時間で終わるものではなく、
はっきり言ってうんざりするくらいの長期間にわたるものでした。
また間違えることも許されないので、かなり神経を使っていました。
でもですね、神経を使って疲れるけれど、面白いのです。
作業を終えたそのときの達成感。
ああ、やった!という達成感。
仕事をしていてよかったと思うのは、やはりこの達成感が得られるからかもしれません。
仕事をするにはやはり根気強さは必要ですね。
わたしは地道な作業系は向いている、自分でそう思います。
目標は大事。そして達成感を感じるというのも大事だと思います。

6.睡眠不足はよくない

やはり思うのは、イライラしても怒ってもいいことはないということです。
リラックスして、機嫌が良いときのほうが、良いアイデアも浮かびますし、頭の回転も良いように思います。
睡眠不足でもイライラしますし、眠くてももやもやして集中できないですよね。
睡眠不足はホントよくないと思います。


イライラしはじめたら、睡眠不足と疲れがたまっているのかもしれません。
体調が悪くてもイライラしますよね。
自分の体調は自分でどうにかするしかなくて、栄養も大事ですけれど、やっぱり睡眠かな。


目標を持つことは大事ですが、がむしゃらに頑張るということはおすすめしません。
寝ないで頑張る。
睡眠時間を削って頑張る。
それはあとから無理がきます。
やはりある程度の睡眠時間は必要。

7.こういう時代だから、生きにくい世の中だからこそ…

こういう時代だからこそ、自分をしっかり持つこと。
あんまり周りのことを気にしすぎることはないと思います。
いろんな大人がいて、いろんなこと言っていますけど、大人だから、年をとっているから、有名だから著名だから良いことを言っているとはかぎりません。
情報の取捨選択は必要。
鵜呑みにしないこと。
参考になるなぁと思うことは参考にしていいし、自分的に違和感を持つのならスルーすること。
その人はそういう考えを持っているのだ、とそれでいいと思います。


生きにくい世の中だからこそ自分をいたわる。
自分で自分をいじめる必要はないと思います。
むしろ自分をいたわる。
無理はしない。
つらいときは泣いてもいい、そう思います。


深呼吸してリラックス。
小さくてもいいから目標をもつこと。
できることからはじめること。


世の中いろんな人がいます。
いろんな人がいるから面白い。
世界はどんどん変わっていきます。
自分が思うようにはいかないかもしれないけれど、あきらめないこと。続けること。
意固地にならないこと。
聞く耳を持つこと。


そして、やはり機嫌よくしている人のところに人は集まってきます。
怒っている人のそばには近寄りたくないものですよね。


笑っているほうが楽しいです。
自分で自分を楽しくしていい、そう思います。

8.最後にまとめみたいなもの

若い人は特に生きにくい時代だと思います。
混沌としてます。
どうしていいかわからないという人は多いと思います。
でも、自分で考えていちばん良いと思うことをやっていくしかないのですよね。
誰かの考えを借りたところで、それは所詮借り物。
誰かが考えたことをそのまま真似して、それでうまくいくとは限らないです。
誰かの考えたことではなく、自分で考えたこと、良いと思ったことをもっと尊重してよいと思うのです。


生きにくい時代だけれど、生きていくことはできると思うのです。
誰の真似でもない自分らしい生き方。それでいいと思います。


まだまだ始まったばかり。
あきらめるにははやすぎる。そう思います。
泣きながら笑いながら歩いていく。歩き続ける。
そんな感じでいいんじゃないかな、と思います。