一年後、三年後、五年後、十年後どんな風になっていたいか。

「転職関係の記事をまた書いてほしいです」というメールをいただきました。

転職についてのわたし個人の視点ですが、思うこと考えていることを書いてみたいと思います。
まぁ当たり前なのですが、転職も就職もケースバイケースで、人によってちがうのですよね。いろんなケースがあります。
「転職してよかった」と言う人もいれば、「失敗した、転職しなきゃよかった」という人と、いろいろあると思います。


就職もケースバイケースで、学校を卒業したからといって一斉に就職できるわけじゃない。
新規採用でないとダメだという傾向が強いようですが、うーん、もし仮にどこでもいいからということで入社すると、たぶん後悔することも多いんじゃないかな、と。
本当はこんな仕事はしたくなかったのに、本当はこういう業種、こういう仕事のほうが興味があったのに、と。


大学卒業までに就職が決まらなくて、でも、希望する仕事があって、粘り強く就活を続けた友人がいます。たまたま一つあいた欠員募集に応募して採用されました。その仕事がしたい。他の仕事は考えられない。粘り勝ちだなぁと思います。


新卒で採用されればそれにこしたことはないのかもしれません。
が、それもなかなか厳しいとなると、長期戦で行くしかないのかな、と。


一方、別の女性ですが、一度は就職したものの仕事と人間関係が嫌で辞めてしまい、転職。しかし転職した会社は給料が安く、自宅からも遠いということ、残業が多すぎるということで体調を崩しがちになり退職。やはり残業で遅くなる上に家が遠いというのは、かなりつらく、ひとり暮らしをするには給料が足りず、また親も彼女がしばしば体調を崩すのでひとり暮らしを反対。
あとから彼女は思ったそうです。最初の会社で、上の人に配置転換をお願いすればよかった、と。会社にはいくつか課がありますよね。他の課に異動して、課のメンバーが変って仕事内容も変われば、辞めなかったかもしれない、と。


転職はやはり慎重にというのは言えると思います。
完璧な会社というのはないと思います。
文句のつけようがないという会社ってなかなかめぐり合わないものではないでしょうか。
隣の芝は青い、というように青く見えるだけかもしれないです。


転職してよかったという人がいるから、自分も。あいつにできるんだったら俺もできるはず、というのは安易すぎると思います。
自分も同じようにうまくいくとは限らないです。
やはり、ケースバイケースです。


会社が変わると自分の生活もがらりと変わります。
それは言えます。
会社がちがえば、人もちがうし、やり方がちがいます。
そのやり方のちがいに戸惑いを覚え、慣れるまで時間を要するというのはあります。


新卒ではなく、前職があるので、やはりそれなりに期待されます。
「なに、それくらい前の職場でもやってたでしょ。それくらいできるでしょ」
と言われることもあります。
転職するとまず給料が下がる場合が多いと思いますし、退職金も下がると思います。


結局は自分。自分がどうしたいか。どうなりたいか。
一年後、三年後、五年後、十年後どんな風になっていたいか。
そのあたりを具体的に書き出してみるとよいかもしれません。
今まで自分がやってきたことは職務経歴書に書くと思います。
次は未来です。これからやりたい仕事等ビジョンを描くことで、やる気が出てくるというのあります。


仕事をしていて悩まない人ストレスがまったくない人というのは本当にごくマレだと思います。


まずは考えましょう。
疲れているのであれば休みましょう。
疲れていて悲観的になってしまうことはよくあることです。


自分に今足りないものがあるならそれを補う。
自分の強みは最大限に生かす。
捨てる神あれば拾う神ありということわざもありますから。