肯定的な反応をする人。否定的な反応をとりがちな人。

いろいろなことに対して肯定的な反応をする人は器が大きいというか、余裕があるというか、誰かが言うことややることを否定しないことで、相手との関係が穏やかに長続きするというのはあるだろうな、とそんな風に思った。人は否定されるとカチンとするのがまぁ一般的な反応で、カチンときたりムカっとしたり、そこから言い争いがはじまったり、ゆえに相手の言うこと、やることを否定するときは、慎重になるべきだな、と。頭ごなしに否定せず、やんわりと言いたいことを伝えること。相手の気持ちや考えを尊重すること。アドバイスをすることはできても、アドバイスのとおりに相手が動くかどうかはまた別の問題で、「こうした方がいい」と言われて、頭ではわかっていても実際はなかなかできなかったりする。


否定的な反応をとりがちな人にはその人の中に確固とした基準やポリシーみたいなものがあって、それからかけ離れていると「それはダメ」「許せない」という判断を相手に対してくだしてしまうのではないだろうか。相手は「えー、それくらいいいじゃない?」とか「別にそこまで厳しいこと言わなくてもいいでしょ」といった感じで、相手の厳しさを「うざい」と思ったり、自分の好きなようにさせてくれと思ったり。お互いの思うところが違いすぎると、そこからすれ違いが始まり、どちらかが強硬に出ること、引かないことで、ぶつかりあいが始まる。あるいはどちらも譲らないまま睨み合いになることも。ふたりの意見を足して2で割ったあたりに着地点があればもしかしたらそこに落ち着くのかもしれないけれど、なかなか着地点が見つからない場合も多いように思う。


相手の意見が一方的すぎる場合、受け入れることは難しい。肯定できないことはやはりあるし、一方的な意見だというのを相手がわかっていない場合もある。相手がわかっていない状態で、相手の言うことを否定すると、相手はますます強固な姿勢で意見を通そうとしてくるだろう。誰だって否定されたくない。否定するなら相手が納得するような理由が必要だ。「ああ、まぁそういうことならしょうがない」と納得するような。


勢いでここまで書いたみたが、さて何が言いたかったのだろう?と振り返ってみたところ、やはりはじめに書いた

  • 相手の言うこと、やることを否定するときは、慎重になる
  • 頭ごなしに否定せず、やんわりと言いたいことを伝える
  • 相手の気持ちや考えを尊重すること
  • アドバイスをすることはできても、アドバイスのとおりに相手が動くかどうかはまた別の問題

ということが言いたかったのかな、と。
相手には相手の気持ちがあり、考えがある。そこのところをまずわかって、それからかなぁ。この「わかる」という行為もなかなか難しいのですけれども。


ではでは今日はこのへんで。