「わかっているけど、どうしていいかわからない」ということ。

人のこと、人が考えていることをどれだけわかることができるかって謎だと思う。わかろうとするけれど、でも、わかっているようで、実はわかっていないことって多い。人の言葉や行動を自分の眼鏡で自分の物差しで解釈してしまうから。


なんでわかってくれないんだろうって思うことが最近もあった。

なんでわからないの?


わかっているよ。わかっているけど、どうしていいかわからないんだ。

ああ、そうか。そういうことか。ふと視界が開けた感じ。「わかっているけど、どうしていいかわからない」ということがあるんだな。


「うんうん、わかってるよ」ということを知る。それだけでもちょっと気分的に楽になるような気がする。たとえどれだけわかっているかが不明だとしても。



別々のちがう人間。一体どれだけわかりあえるのかな、と思ったりもする。
すべてわかることなんて無理。わからないところがあるから面白いのかもしれない。



わかっている、わかっているつもりだけど、どうしていいかわからないということがあるんだね。それならそれでしょうがないかな。