食べることと生きること

毎日食事しているわけですが、ふと思うのです。

このひとつの野菜が今私の手元に来るまでにどれだけの人の手がかかっているだろうと。

畑で作られた野菜が自分のうちに来るまでの過程、市場や卸し業者、スーパー(八百屋)という流れが一般的ですが、流通の過程があって、こうして毎日食べられる。ありがたいですよね。


食べ物を無駄にしないということ。無駄にしないためにオススメする3つの方法。』という記事も書きましたが、とにかく私は食べ物を無駄にしたくないというのがあります。今日手にしたニンジンやじゃがいもは、買って手に入れたものだけれど、ここまでたどりついたのはさまざまな人の手があったからなのですよね。それを思うと、ニンジン一本でも無駄にしたくないです。


料理をするのは好きなのですが、それは自分が好きなものを好みの味つけで作れるからでしょうか。
自炊したほうが安くつくというのもあります。高いお金を出して、辛かったり、口に合わなかったりするとがっかりしてしまう。それよりは自分で作った方がいい、そんな感じです。
自分で作ることで、口にするものの量を調整できるというメリットあります。外食だとつい食べ過ぎてしまいがちです。自分で作るのなら量も自分でコントロールできますよね。多くも少なくもできる。それって大事なことだと思うのです。


食べることと生きること、これは切っても切り離せないことです。食べることなくして生きていけません。食べるもので体は作られます。食べたもので体調がよくなったりもします。食べることで元気になったりする。偏った食事は、やはりあとあと体に影響してくるものじゃないかな、とそう思います。食事を少し気をつけるだけで体調も体型も変わってきますね。


忙しかったり疲れている時はなかなか料理もめんどうだったりしますが、それでも野菜の味噌汁か野菜スープだけはきちんと作るようにしています。あとはできあいのお惣菜でもよいということにします。納豆や海苔もうちでは常備しています。


4月から一人暮らしをはじめる方も多いと思います。食事はおろそかにしないでほしいと思います。先ほども書きましたが、味噌汁や野菜スープを作ることをオススメします。具はなんでもいいです。ダシは顆粒のものでもコンソメスープの素でもいいと思います。野菜等の具も小さく切れば早く煮えます。味噌汁に豚肉を入れれば豚汁になります。野菜スープは鶏肉やソーセージを入れてポトフにしてもいいと思います。


食べるというのは肉にしろ魚にしろ野菜にしろ生きていたものの命をいただいて、そして自分の命をつながせてもらうことなんだと思います。


美味しい料理ができればうれしい。
食べたいものが食べられるというのはしあわせだな、と思います。



心をこめて丁寧に料理したくなるそんな本に出会えました。
食堂かたつむり』という本です。

食堂かたつむり

食堂かたつむり

私の大好きな本です。