他者の評価軸より自分の評価軸
1.自分でこれでいいと思えるかどうか
「他者から一目置かれたい」それはそれでわかりますし、よいのですが、それがすべてとなってしまうと、苦しくなるかな、と。
私の場合、原稿やブログ記事を書いている時がそうなのですが、自分で「これでいい」と思ったらそれでいいのですね。いわゆる自己満足になるのですが、自分的に満足しているのなら、それでいいんじゃないかな?と。
満足していない時、その時は「次がんばろう」と思います。次はもっとよいものを書こう、と。
2.他者の評価軸はその時々でちがう
そもそも他者の評価は、その時その人によってちがってくるのですよね。評価軸が変わってくるので、これは自分ではどうしようもないです。
例えば――ある小説の原稿を応募したときの話ですが、Aというレーベルでは第二次選考まで通過して、Bでは第一次選考すら通らなかったということありました。つまり、Bで読んだ人は応募作品が第一次選考すら通るレベルのものではないとみなしたわけで、 まぁなかなか厳しいですね。Bで読んだ人の口に合わなかったとも言えると思います。審査基準が厳しいとも。またレーベルによって求められる作品傾向もちがいますし、良い作品が集まるレーベルはそれだけ競争率も高く、要求されるものをシビアです。*1
ブログも同様に「自分的によく書けた」と思った記事でもブクマされず、Twitter等他の反応もほとんどないことあります。書いた側としては、がっかりするわけですが、「それはそれで仕方がない」って思うのですよね。評価や反応がないのは事実ですから。
がっかりしてその後書く気がなくなってしまう人もいる思います。「どうせ反応もないし」と。それって、他者評価を重要視しているがゆえに起こることなのですよね。やる気が他からの影響でなくなってしまうのは、なんとももったいないなぁとそう思います。
3.自分で自分を評価する
わたし自身他者評価を全く無視しているわけではありません。気にしている自分もいます。が、自分的に満足しているのなら、それでいい。そう思うようになってきています。
逆に自分で「ダメだなぁ」と思うことももちろんあります。自己評価が甘いかといえば厳しいほうだと思います。
自分の中に評価基準(評価軸)があって、それと照らし合わせる方が、ブレないというのはあります。「これくらいできていればOKだけど、これができていないのはNGっしょ」みたいな。
4.ダメな部分に気づいたなら、そこを変えていけばいい
自分の中に軸を持とうよ。
それはかなり前から言っていることなのですが、自分の評価基準についても自分なりに決めておくとよいと思います。甘い評価をつけるのも自分ですし、厳しい評価をつけるのも自分。厳しい評価を自分につけて凹む人もいるかと思います。「ダメダメだなぁ、自分」と。ダメダメなら、そこをよくしていくしかないです。ダメな自分も自分です。でも永遠にずっとダメなままかというと、改善の余地はあると思うのですよね。ダメな部分に気づけたのなら、その部分を少しずつ変えればいいです。自分がよいと思う方向に。
5.自分にエールをおくる
他者の評価軸は曖昧です。他の人の評価に振り回されることはないと思います。
それよりは自分で自分を評価する。よくできたと思えば、褒めればいいですし、できていないのであれば、自分にエールをおくる。そういうやり方もありじゃないかな、と。
わたしは自分で自分を励ますようにしてます。
「まだまだやれるっしょ!」