出過ぎた杭は生き残る。

「出過ぎた杭こそ生き残るんじゃないかな」と私は思ってます。
私の周りにも「ああ、出過ぎてるなー。なんてアグレッシブなんだろう」と思う人がいるのですが、なんだかんだありつつも会社で生き残ってます。兄貴肌(姉御肌)というのかな、そのうち周りから頼られるようになってきて「考えを聞かせてください」とか「相談にのってください」とか言われてるみたいです。

皆が従順でこれといって意見も持たず(持っていても表に出さず)に業務をこなすことをモットーとするような人ばかりの会社や組織と言ったものが長期的に成長していけるか発展していけるのかといえば、それはないと思うのですよね。

引っ張っていく人、考えをどんどん表に出す人がいるから活性化するもの。まぁ時にギクシャクしたりというのもあるのですけれど、場合によっては折れること融通をきかすことも厭わない人は、将来的に大物になったり、成功したりするんじゃないかと。

自分で考えて動く人が会社にいること。
自分で考えて動く人を育てること。
大事なのは、そこだと思うのですよね。

ワンマンで周りをいたずらに振り回すのはよくないけれど、何も言わず自分で動かず、指示を待っているだけの人間ばかりがいても会社や組織としては荷物を抱えているとしか思っていないんじゃないかな。会社や組織としては荷物は少ないほうがいい。しかも給料を払わなければいけない荷物なんていらない。まずは切って捨てられるのはそういった人だと思います。

  • 自分で動く人か
  • 精神的にタフそうか
  • 感情的に安定しているか

採用面接の場でこういったことは人事の採用担当者はおそらく見ていると思います。

協調性も大事かもしれないけれど、これから先協調性だけでは選ばれることはないというのはずっと思っていることで、

  • 自分の意見を言える人、自分の考えを表明できる人
  • 現状をどんどん良くしていこうとする人

そういう人こそ選ばれるし、会社や組織に必要なんじゃないかと。(まぁ人によってはちがうタイプの人が必要と思うかもしれませんが)

出る杭になれるのってそれだけでも才能だと思うのですよね。

かくいう私は出る杭になれなかったから。
協調性の人で、なんでも丸くおさめたがる人。 良く言えば、癒し系。問題は起こさないし、むしろ怒っている人をなだめて、落ち着かせてくれて、平常に戻してくれる人。まぁそういう人もいた方がいいわけですが、会社や組織の成長や発展、改革等で大きく役立つかといえば、それはない。だから、憧れます。出る杭になる人に。

出る杭は打たれるかもしれないけれど、出過ぎた杭は打たれないとも言われますし、出ることをためらわないでほしい、そう思います。出る杭になることで生き残れる。そういう人こそが必要とされる。出ることができる人に憧れます。