客観的で抽象的な考え方の必要性

人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか (新潮新書)

人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか (新潮新書)

好きな作家さんです。考え方が好きなのかな。惹かれるというか、憧れるというか。


客観的で抽象的な考え方の必要性について、この『人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか (新潮新書)』の中で書かれていて、確かにそうだと思う。そうだと思う一方で、ついつい主観的で具体的なことに囚われてしまうものだと思う。あるいは、感情や感覚で行動してしまい、それは人間らしいと言えば人間らしいけれど、あとからなんであんなこと言ってしまったんだろう、あんなことしたんだろう?と頭を抱えてしまうことも・・・。


この本を読みながら、冷静に本質を掴む。大事なことはなんなのか。考え続けていて、あれですね、細々とした雑事に振り回されストレスを溜めていく生活はそろそろ終わりにしたいなあと。もっとも、ストレスを全くなくすことはできないわけで、完全にストレスフリーは無理でも「考え方を変えること」「行動を変えること」でストレスが軽減するというのはおそらくあると思う。


「人間としてのバランス」という表現がこの中にあったけれど、やはりバランスがとれているほうがいいだろう。偏りすぎて転覆してしまうことは避けたい。


まだ読んでいる途中だけれど、客観的で抽象的な考え方の必要性はひしひしとわかるわけで、じゃあ「どうすれば客観的で抽象的な考え方ができるようになるか」大事なのはそこかな。


うまくまとまらなかったけれど、まぁそういう日もあるでしょう。
今読んでいる本です。興味があれば、どうぞ。

人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか (新潮新書)

人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか (新潮新書)