表現の場としてのブログ

表現者という言葉が好きで、わたしも表現者になりたいと長いあいだ思っていました。表現したいことが伝えたいことが水飛沫のように湧き上がり止められない時期もありました。必死になって物語を紡いでいた頃がなんだか遠い昔のように思えて、少しセンチメンタルな気分になっていますが、あれはあれで楽しかったし、その時書きたいことを書いて悔いはないな、と。


表現する楽しさや表現する快感を覚えたのはおそらく小学校3年生(9歳)のとき。書いた作文がコンクールで賞をとり、周りからすごいと褒められたのですよね。褒められるとうれしいし、また書こうと思うもの。もっとすごいものを書こうという気持ちになる。もちろん書いたものを貶されることもありますが、それはそれでしょうがない。そういうこともあります。いつも良いものが書けるとは限らない。良いと思うものがつまらないと言われたり、逆に10分そこそこで書いたものがものすごくウケたり。よくわからないものです。


仕事もするし、家のこともするし、でもそれだけでは自分を見失ってしまいそうで、自分を表現する場がほしい、それはずっとあります。自由につぶやける、自由におしゃべりできる場がほしいな、と。聞きたい人がチャンネルを合わせて聞くラジオステーションみたいな感じでしょうか。双方向のコミュニケーションをそこでやってもいいし、発信だけでも。まぁ双方向のコミュニケーション的なものを重視するならブログよりSNSTwitterFacebookしょうか。ブログは発信の場、書いたものを長期的に残しておける場として適しているのでわたしもそのつもりで利用させてもらっています。


しばらく書けない日々が続いて、今また書きたい気持ちが強くなってきて、こうしてブログに書いているわけです。ブログという場があってよかったな、と。もっと引き出しの中身を増やして、もっと濃いものにして、それを表現していければいいなと。


いつでもはじめようと思えばはじめられるもの。
やるかやらないかは自分次第。
「いつやるか?今でしょ!」は名言ですね。ホントに。


では今日はこのへんで。