本当にやりたいこと

本当にやりたいことは何ですか?
本当にやりたいことをやっていますか?


毎日ものすごい吸引力で吸い取られている気がしてならないのが時間だ。
流れていくというより吸い取られる。
気がつくと夕方になっている。そしてなだれこむように夜へ。
朝からいろいろなことをした筈なのにそれでもまだやること、やりたいことが残っている。
ヒマだと思うことがない。
毎日がものすごい勢いで過ぎていく。


ふと思ったりする。
本当はもっとやりたいことがあるんじゃないかと。
本当にやりたいことがあるのに忙しいのを理由に後回し(先延ばし)にしているんじゃないかと。


昨日の午前中、予想外のことが起きて、それに対処するにあたり、かなり考えこんでしまった。改めて私は長考派なのだと思った。
慎重といえば慎重で、優柔不断といえば優柔不断とも言える。
決めてしまってから後悔したくないという気持ちが強いのかもしれない。失敗したくないという気持ちも。
保留できるのなら保留して、様子を見たい気持ちがまず前に出る。白黒ハッキリつけられない、曖昧なグレーで良しとする傾向がわたしにはある。
そんな態度にイライラするタイプの人もいるだろう。
なかなか行動に移せないタイプのわたしは大きなことはできそうにない。偉業と言われるようなことは。
勢いがあって思い切りがある人、決断し行動する人が成功するのだろう。もしかしたら、ひとつのことをコツコツするタイプも成功するかもしれない。(職人や芸術家など)
もっとも、どういうことをもって成功と言うかは簡単に書けない。まあ、ひたすら考えているだけではダメだろう。


人ひとりに与えられた持ち時間は有限だ。あとどれくらい自分の持ち時間があるかそれはわからないけれど、残り時間が見えてきたところで、あれもしたかった、これもやりたかったと後悔するのはイヤだ。


しかしながら、じゃあ何がしたいのか、本当にやりたいことって何?と聞かれると答えに窮してしまう。


今までもやれる範囲でやりたいと思ったことはやってきたし、とてもアクティブな時期もあった。わたしの場合その時その時やりたいと思うことがかなり大きく移り変わる。わたしは飽きっぽいほうだと思う。まあそれでもこのブログは続いているので、なんというか奇跡に近いかもしれない。


否、奇跡ではなく、ブログを書くことが好きだから続いているのかもしれない。好きなことは続くものだ。書きたいことを書き、読みたい人は読み、興味がなかったら読まなくていい。ブログのその自由さが好きだ。


好きなことはなかなか飽きない。さっきも書いたけれど、わたしは慎重で優柔不断なので多くのことはできないけれど、それなら少なくてもいいから細く長くコツコツと続けていけばいいのではないか。


夜、ふと時間ができたとき、音楽を聴きたいと思った。聴いているうちに無性に書きたくなった。おそらく、これがわたしが今本当にやりたいことだ。


久しぶりの更新になってしまったけれど、更新できて嬉しい。やっぱり書くことがわたしは好きだ。


好きなことは続けられる。
その「好き」を大切にしたい。


本当にやりたいことは何ですか?
本当にやりたいことをやっていますか?