言葉遣いが丁寧な人はそれだけで評価されるのだなあと思うことがあった。
逆に「あの人は口が悪くて、ちょっとね。物の言い方を知らないよね」と言われている人もいて、みんなその人の毒舌な発言を面白おかしく聞くけれど、その人を評価しているかというと、評価してはいないようだ。毒舌もしょっちゅう聞かされていると、ウンザリしてくる。毒舌も度を過ぎると、嫌われる(呆れられる)というのはあるように思う。
その人は毒舌という鎧をまとっているのかもしれない。毒舌を放てば「強者に見える」というのはあるだろう。でもそれはあくまでそう見えるだけで、「見せかけ」にすぎないと思う。裏返せば「本当は(中身的には)その人は弱い」ということではないだろうか。単に強がり、虚勢を張り、毒舌を放つ自分に酔っているだけかもしれない。
言葉遣いが丁寧な人は評価される、と冒頭で書いたけれど、あまり言葉が丁寧すぎても「慇懃無礼」な感じがするし、距離を置いている感じを否めない。かといってビジネスの場では、馴れ馴れしい言葉はNGだし、まあなかなか難しい。
敬語もできれば使えたほうがいいし、社会において評価されるのは敬語ができる人のほうだろう。
TPOに合わせて言葉遣いを変えられるのが一番良いのかもしれない。
余計な一言やタメ口で相手を不快にさせたり怒らせたりすることもあるし、やはり言葉遣いを軽視するのはよくないだろう。私も気をつけたい。
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