鞄に本。

鞄に本。かばんに本。


鞄と漢字で表記したほうが、なんとなくかっこいいと思うのは私だけだろうか。


もちろん電子書籍でもいいのだけれど、なんとなく、紙の本を一冊は鞄に入れておくようにしている。


通勤の電車の中で読めるだけ、読む。
時には、到着駅に着いたのに気づいて、あわてて降りたり、まだ降りる駅に着かなければいいのに、と思ったり。


本があれば、長時間の移動も苦にならない。むしろ、本が読めるのでうれしいくらいだ。電車では立っていても読むし、もし座れたら、それはラッキーで、通勤時間は絶好の読書タイムになる。


本を読んでいると、まぁ私の読書傾向にもよるのかもしれないけれど、書いている人は「ひとりが好き」だったり、とても自由人だったり、サバサバしていたりで、おそらく私自身そうなりたいから、そういう人が書くものをついつい読んでしまうのだと思う。


読んでいて、「ああ、わかるなぁ」という共感は、本を読んだからこそ感じるもので、自分が日ごろ感じていたことを言語化したような文章に出会うと、「そうそう」「それは私も思ってた」と、うれしくなったり、何かに書き留めたり、付箋をつけたりするのだけれど、付箋だらけになった本は、何度も読み返すし、おそらくそれは愛読書と言われるものになるのだと思う。


読書なんて、それぞれ好きなように読めばいいと思う。
まぁ、読書に限らず、人生も好きなように、できることをやっていけばいい。やっていけば、そのうちなんとかなるんじゃないかな、と自分に言い聞かせたり。


ブログにネガティブなことは、なるだけ書きたくないけれど、どうしても影みたいなのが文から見え隠れして、自分でもなんだかなぁと思うのだけれど、変に明るく装うのもイヤだし、かといって、あけっぴろげにオープンにできないのも、私らしいといえば私らしいか。しばらく、いろいろな本を読んで、なにか書きたくなったら、書くことにしよう。


最近読んだのは、

ひとりが好きなあなたへ (幻冬舎文庫 き 3-13)

ひとりが好きなあなたへ (幻冬舎文庫 き 3-13)

ひとりが好きなあなたへ

ひとりが好きなあなたへ


あとは、この詩集も好きで手元にあります。

詩集 すみわたる夜空のような (角川文庫)

詩集 すみわたる夜空のような (角川文庫)