的確、簡潔な言語化と相手の理解について

気がつくと、もう9月。
8月は、不調でブログは書けずじまい。
書けないときは、書けないものだ。


さて、今週、「頭がいい人」というのは、実に簡潔にこちらが知りたいことを説明してくれるのだな、と思うことがあった。


その人はわたしが知りたいことを的確に把握して、
なにが問題かをはっきり言語化してくれて、
どうしたらいいか簡潔に示してくれて、久しぶりに感情が揺さぶられた。その人に感動したと言ってもいい。


わからなかったことがわかった(理解できた)瞬間というのは、なかなか開けられなかった瓶のふたを開けられたときのようにうれしい。



もやもやと、何がどうなのか「わからないところがわからない」ということが往々にしてある。


「わたしのわからないところ」がわかる人、「ああ、多分ここでつまづいているんだろうな」と勘が働く人、
その人をわたしは「頭がいい人」だと思う。(あくまでもわたしの定義だ)



逆に「これくらいわかっているでしょ。わかっているよね」感を醸(かも)している人は、その人も頭はよいのかもしれないけれど、質問しづらいし、上から目線で説明されそうで、いやだ。



相手の理解力のレベルは本当にさまざまだ。
そこを見誤って、自分のレベルで説明を繰り広げたところで、うまくいかない、つまり、相手は理解できないということ。
相手がわかるように話す(説明する)というのは、当たり前のようでいて、なかなか難しい。


わたし自身、言語化することが苦手で、言いたいことがうまく言えず、相手に伝わらずもどかしいことが多々あって、的確に簡潔に言語化できる人に憧れる。


そして、的確に簡潔に言語化できるようになれば、相手に理解してもらいやすくなるのか、そのあたりも研究、考察してみたいところ。


今週はそんなことをつらつらと考えて、これは書いて残しておこうと思った。