思考の種をブログに埋める。そして成長していくということ。


2008年1月21日『本日のつぶやき(私と個人ニュースサイト)』
2009年1月21日『一年経ったところで個人ニュースサイトについて考えてみた。』


一年前の記事を読んでまず思ったのは、ああ、あらためて書かないと、ということ。一年という時間が流れて、変わったことを確認したのですよね。
一年前に書いておいてよかったと思うとともに、今の時点も書いておかないと、と思ったのですね。


今の時点で書けることを書けばいいんですよね、ブログは。


論理的にかっこよく書こう、ちょっとは難しい言葉も使って書こうと思うのですけれど、そういったことを意識すれば意識するほど書けなくなるのですよね。


背伸びしなくていい、今の時点の自分の言葉で書けば、それでいいんじゃないかと。



『書きとめること。考えている途中をメモするということ。』という記事を書きましたけれど、なんていうのかな、書いている途中のメモは、思考の種みたいなものだと思うのですよね。その思考の種をブログという土壌に埋めておく、という感じかな。


種ですからこれから芽が出る可能性がある。成長していく可能性がある。どういう花が咲くか実がなるかはわからないけれど、ともかく自分の中の種(思考途中のもの)を土に埋めてあげないといけない。種のままで放置していても芽は出ないし、育つこともない。土に埋めるというのは、つまり文章にして、書き残しておくことなんじゃないかな。


昔書いたものを見て、書いておいてよかったと思いましたね。時間が経って、考え方が変化しているのを確認できたから。その変化が成長というものと言えるかどうかはわからないけれど――できれば成長という変化であってほしいけれど――少なくとも今の文章の方が私は好きだし、一年前より能動的になっていて、自分で動いて見てみようとそういう風に変わっているのを確認できたわけで、今日はよかったなと思う。



埋めた思考の種が芽を出し、成長していく、それはうれしいことだと思う。