「地球のハローワーク」働くことについて考えさせられる一冊。

地球のハローワーク

地球のハローワーク

そうですね、写真集なのですけれど、久しぶりに隅々まで見ました。
ええ、写真が訴える力というのは、すごいです。言葉の力もすごいと思いますが、映像が表現しているものは、直球的なすごさがあると思います。写真をみて、どれだけ感じられるか、どれだけ感じ取れるかなんだと思います。ええ、写真をみても、たいして思うこともなくて、ただきれいだなーとか、すごいなーで終わってしまう人もいると思います。実のところ一枚の写真から得られるものというのは、そんなに単純なものではなくて、ええ、特に写真集ともなると、そこにはメッセージが写真にこめられているのですよね。
タイトルは「地球のハローワーク」です。世界中のいろんな国で働く人たちの写真が集められています。
そこには、メッセージがいくつもいくつも読み取れます。



この写真集の中に中国で物乞いをさせられている赤ちゃんの写真があります。
ええ、すごいな、と思います。衝撃的ですね。日本では考えられない。そこで終わってしまうものですが、もっとつきつめて考えると、そうやってお金を得ている人も世界にはいるのだということ、ええ、世界にはいろんな人がいていろんな仕事をしてお金を得ているのですよね。海外はいろんなところを旅行しましたが、そうですね、いつも現地の人を見て思うのはたくましいなぁということです。


最近は東南アジアに行きましたが、やはりたくましいと思いました。たくましい人が多いなぁと。まぁ、とある国は、最近は経済成長に伴い、ちょっと拝金主義的な傾向が強くなってきて、なんだかなぁと思うことが多いのですが、それでも現地の人は必死に勉強し、必死に働き、自分で仕事を見つけ、あるいは自分で仕事を開拓し、商売したり、会社を作ったりという人、多いです。日本に留学し、日本で学んだことを母国で生かし、母国でビジネスをしているという知人もいます。ええ、先ほども書きましたが、たくましいですね。とても前向きで、仕事がなければ、自分で仕事を開拓する、自分で仕事を作るというそんな感じです。そのためにどんどん学ぶ、人ともどんどん会う、人脈を広げる、そんなスタンスはやはり刺激を受けます。


そんなこと言ったってここは日本なんだから、という声も聞こえてきそうですが、学ぶことはできます。人とのつながりも、まずは自分から動くことで、声をかけてみることで広がっていくというのはあると思います。また世界中のいろんな国で働いている人の様子を見てみるというのは、さまざまな意味で刺激になると思います。


地球のハローワーク
ええ、世界にはいろんな仕事があって、いろんな仕事をして生活しているのだということ。また考えさせられることも多いです。
自分だったら何ができるのか、仕事として自分ができることは何か、考えますね。
ええ、働くということについて考えさせられる一冊でした。