Twitter。RTによる拡散について思うこと。

二年程前、私がTwitterを始めた頃はRTという機能はなかったです。昨年秋くらいでしょうか、RTという機能が追加されて、そのあとQTも登場しました。
そして思います。RTの登場でツイートがより広く拡散するようになったなぁと。


ひとつのツイート(POST)が、ひとりのフォロワーがRTし、タイムラインに再登場することで、ものすごく広く急速に拡散していくのをしばしば見かけます

1.一気に10倍に拡散することもある。

例えば、
Aというユーザはフォロワーは100人程度でも、AのフォロワーであるBに1000人のフォロワーがいるとすれば、Bが一度RTすると、Bのフォロワーである1000人がそのAのツイートを目にすることになるわけです。
100人→1000人。
一気に10倍の人が目にするわけです。(フォロワーの1000人全員がアクティブな状態とは限りませんが)


またBのフォロワーであるCがそのRTツイートを更にRTして、CのフォロワーがAのツイートを目にすることもあるわけです。


Twitterのユーザによっては、一万人近いフォロワーさんがいらっしゃる方もいらっしゃいます。一度のツイートでそのツイートをその時点でアクティブな何千人というユーザが目にすることになるのですから、すごいですよね。ツイートの内容にもよりますが、ツイートによる影響は多かれ少なかれあるものだと思います。人は文章や光景を目にし、なんとなく感じたり思ったりするものです。その人にとってものすごくインパクトがあることであれば、印象に残ったり記憶されることになりますが、多くの場合、その時はなんらかの感じを抱いたとしてもそのうちなんとなく忘れてしまうものじゃないかと思います。

2.RTされたくないつぶやきもある?

twitterブログによると、
RT(retweet)は

こうした発明の一つが「retweet」(つぶやきの引用)です。
特定のつぶやきを多くの人に知らせたいときに、そのつぶやきを自分の投稿ウインドウにコピペして、発言者のアカウント名を@と共に明記することで参照元を明らかにし、そしてそれが引用であることを示すという行為です。

とあります。retweet」(つぶやきの引用)の流行というのでしょうか。私のタイムラインでは毎日本当にたくさんのRTを見かけます。


私の場合、今2800人弱のフォロワーさんがいらっしゃるので、私がRTすると、2800人がその引用を目にする可能性があります。RTされること、多数のユーザに見られることに慣れていないユーザもいらっしゃると思いますし、タイムラインの中でRTされたくないとつぶやいているユーザさんも見かけたことがあります。「ちょっと愚痴っただけなのに、なんでRTするんだー」というようなツイートも見たことがありますし。RTされたくないつぶやきもあったりすると思います。そのあたりは意識してRTするようにしています。より多くの人に見てもらいたいと思うツイートであればRTしますが、まぁ、実際のところ私はあまりRTは使っていません。


RTされたものが連続してRTされ、元のツイートがわからなくなるということもあったりします。プロテクト状態にしていなければ自由にRTしていいわけですが、からかい半分でRTしていたり、晒しもの的なRTもあったりして、どうなのかなぁと思ったり。まぁいろんなユーザさんいらっしゃいますね。

3.拡散は止められない

ツイートしたものは、誰かが見ているし、RTされる可能性はあるわけで、そのあたりはわかった上でツイートしないといけないのかな、と。RTの登場でどんどん拡散していくようになったというのは確かに感じています。拡散していくことを各ユーザのツイート元は止めることはできないわけで、失言、暴言、うっかり発言がRTで次々に広がっていく可能性はあるわけで、はてなブコメに似ているような気がします。やはり、ツイートには慎重さが必要かなと思ったり、拡散を止められないというのは、やはり怖いなぁと思ったり。


よいなと思うツイートはどんどん広がっていっていいと思います。有益な情報、役立つ情報は広めていいと思いますし、共有していいと思います。(どういったものが有益か役立つかということについては人それぞれ違うと思いますが)ただ、最近思うのは、@リプライでいいんじゃないかなと思うツイートがRTされていたりQTされていたりするなぁと。とはいえ、RT(QT)を使う使わないはそのユーザ次第ですし、RT、QTを使うのは自由です。(RTされたくなければプロテクトにするという方法があります)


毎日本当にたくさんのRTを見かけます。RTによるツイートの拡散というのは、実のところ自分が思っている以上に広がっていくものだというのはユーザとして知っておきたいかな、とそのように思っています。