自分なりの戦い方で。自分なりのやり方で。

自分には自分の戦い方がある。

そう私が書くと意外に思う人もいるかもしれません。


週末、風邪をひいて、ちょっとゆっくりせざるをえなくなって、いろいろ考えました。
元々短眠派なので、寝る時間は短くても大丈夫だったりします。これは体質みたいなものだと思います。休みの日も遅くまで寝ているということができないです。とりあえず、横になって本を読んだり考えたりしていました。


優秀な人というのは、もう一気にかけあがってそのポジションをキープしているのですよね。早くから若いうちからビジョンを持って動いて、そして成果を出したり成功を収めている。一方、そういうわけではなくて、まだ若かったり、いろいろ途中で挫折や頓挫していたり、試行錯誤していたり、まだ途中の人もいるわけです。


あくまでも途中。
私はそう思っています。かくいう私も途中です。
今はまだ途中で、いろんなものは自分にプラスされていってると思います。
今までのものがいきなりすべてゼロになるということはないと思います。今までの勉強や経験は確かに自分の中に残っている。そう思います。


いつでもはじめることはできる。
今日の自分がいちばん若い自分。
はじめるかどうかは自分次第なんじゃないかなと。


目指すものがあって、あきらめない限り、終わりということはないんだと思います。
夢もあきらめない限り、終わるということはない、と。


さて、風邪をひいたり体調が悪かったりするとどうもネガティブに暗く考えが進んでしまうというのはあります。今回もああ、なんかグルグルとループに入りそうだなぁと思いつつ、でもですね、冷静にそれを見ているもうひとりの自分がいるんですよね。グルグル思考に入っている自分は確かにいるけれど、でも悲観的ではなく、むしろ客観的に見ている自分もいて、そんなもう一人の自分を見つけられたら、すごく心強いです。もう一人の自分というのは、負けず嫌いで、ブレがないです。
弱っている自分に喝を入れる自分がいます。
西尾維新クビシメロマンチスト』の大好きなラストの『甘えるな』という言葉が自分の中でよみがえります。
とまぁ、西尾維新のこの作品を読んだことがないとわからないわけですが、
甘えるな』というのは私の中に深く突き刺さっています。ええ、当時衝撃でした。


もう一人の自分が『甘えるな』と叱咤してくれるので、非常にありがたいです。
動けないなら考えろ。
考える時間だと思え。
ええ、そうなんです。最近ブログで、動け動けと書いていますが、動けないときあります。
動きたくても動けないとき。体調を崩していたり、周囲の状況で動けないとき、あります。
ええ、動きたくても動けないときは、考える時なんだとそう思っています。


考えたことは、ささいなことでもメモするようにしています。
つぶやきをメモです。
このメモは面白いです。
自分で言うのも変かもしれませんが、読み返してみて、まぁいろんなことを考えているなぁと。


今回風邪で、動けなくて考えたことは

自分には自分の戦い方がある。

そういうことでした。
結局のところ自分のやり方で戦うしかなくて、誰かの真似をしても、やはりそれは真似でしかない。
本当の強さっていうのかな、勝ちを得るには、自分で負けたり失敗したりして、こうしたら勝てるというものを自分で掴み取らないと自分の実力はつかないんじゃないか、とそう思うのです。
自分の実力を知るには何でもやってみるべきだし、やってもみないうちにあれこれ言うのは、食べてもみないうちにうまいまずいと批評するようなものかな、と。


上を見たらきりがないというのはありますよね。分相応というものもありますし。現実というもの自分の実力というのもわかってきて悲しいというか苦しいときあります。所詮俺もこの程度だったか、と。
いやいや、まだまだ、と思えるうちはいいかもしれません。


安西先生
『あきらめたらそこで試合終了だよ』
という名台詞をふと思い浮かべましたが、まぁ確かにそうだと思います。
あきらめたらそこで試合終了。じゃあ、あきらめなければいい。
そう安易にとってかえすのも安直といえば安直、ベタすぎる気もしてちょっと気がひけますが。


ぶっちゃけどう動いたらいいかわからないという人が多いと思います。
どう動いたらいいかわからない。
何かに頼りたくなる。誰かの真似をして、自分もそういう風になりたいとそう思う。
けど、なりたいようにはなれなくて、もやもやいらいら。


正攻法でどうにかなっていた時代というのはもう終わってしまったのかもしれません。
いい大学に行って、いい会社に就職して、それでよし、みたいなそんな時代は終わって、いろんな選択肢ができて、選択しがありすぎて、迷ってそして動けなくなってしまうというのもあるかもしれないな、と。


迷って動けなくなって、時間だけがいつのまにか過ぎて、気がつけば○才になって、えっと思う。今まで何やってきたんだろう、って。気がつけば若い人がどんどん社会に出てきて仕事をばりばり始めている。それに引き換え俺は・・・・・・みたいな。


とりあえず、自分が止まってしまっていることに気づいたら、動きはじめるしかないんじゃないかなと。
自分なりの戦い方で。
自分なりのやり方で。
自分の実力が痛いほどわかったのなら、それを放置しないこと。
これは自戒の意味もこめて書いておきたいかな。
自分の実力なんかたいしたことない。たかがしれてる。
うぬぼれるな。
甘えるな


長くなってしまったので、このへんで。