すき間というのは世の中に必ずあるもの。そこに入りこめるかこめないか。

ここここの記事はひそかに反応がありまして、まぁいろいろそれから考えたのですけれど、動きたくても動けない。どう動いたらいいかわからないという人は多いんじゃないかな、と。


自分が住んでいるところやそれまでの自分の経歴や学歴、家族のこととかいろんなしがらみがあって、動きたくても動けないんだという人、ええ、いると思います。
そういうしがらみや縛るものがあって、それでも動くとなるとエネルギーがいります。
人は自由だけれど、自由に行動できるけれど、その自由に行動するにも限界がある。経済的な金銭的な限界もありますよね。


お金は大事です。
ないよりはあったほうがいい。
そのあたりの金銭哲学はまぁ人それぞれちがうわけですが、お金があったらもっと自由に動けるのに、というのはあると思います。


スガシカオもどこかでこんなことを言っていました。

何をしたらいいかわからなかったら、まずは金を貯めろ。

お金があれば、もし何かしたいと思ったときにすることができる、とそういうことだと思います。


お金があったら、○○できるのに、というのはありますよね。
私としては、もしお金があったら、モノを買ってしまうのではなく、自分にプラスになるものに使ってほしいかな、と思います。
本を買うのもいいですし、資格を取るために学校に通うのにお金を使ってもいい。


これは知人の話ですが、資格取得のためのスクールに通って簿記1級を取得して、経理は未経験だったけれど、就職できたという人がいます。*1
前にも書いたかもしれませんが、実務経験はないけれど、その人が簿記1級を取ったというそのがんばりが評価されたのだと思います。
実務はやりながら覚えてもらえばいい。まずは知識が資格がないと採用するにも採用できないという会社は多いんじゃないかと思います。ええ、実務経験がある人がすぐに見つかればいいです。でもそういう人ばかりではないです。実務経験が豊富でバリバリやっている人は会社の方も手放さないでしょうし、本人もそこでバリバリやっているのであれば、あえてわざわざ他の会社に行こうとは思わないでしょう。守りに入る、その会社での居場所をキープするためにがんばる、そんなものだと思います。
また、バリバリ能力のある人を引き抜くって高くつくのですよね。すでに高い給料をもらっているから、そういう人の能力は魅力的で自分の会社で働いてもらいたいのはやまやまだけど、引き抜いて自分のところでがんばってもらうとすれば、すでにもらっているサラリー以上のサラリーを出さないといけない。これはなかなか大変で会社の経営にも負担です。給料、人件費って本当に頭痛いです。売り上げは落ちこんでも給料は払わないといけないんですよね。


なんだか話がずれてしまったので、元に戻します。
今回書こうと思ったのは、

どんなところにもすき間はあるものだ

ということです。ええ、ポジティブに考えましょう。
優秀な人バリバリ出来る人で椅子は埋まっているように見えます。見えますが、実際、人を新たに必要としているところはある。新たに人を雇おうとしているところはあります。私の知人もそうですが、新規に会社を作ったり、事業をはじめたり、最近は中国語を話せる日本人の知り合いはいないかって聞かれたりしました。ハローワーク等に求人は出していないけれど、中国語を話せる人を探していてプラス交渉能力がある人がいたら即雇いたいとそんなことを言っていました。
ハローワークに求人は出していなくても人を求めているところはあるのですね。
すき間だなぁとそう思いました。

すき間というのは世の中に必ずあるもの。そこに入りこめるかこめないか。

入りこめるような人であるかどうか。
厳しい書き方かもしれませんが、なにも出来ない人動かない人を会社は雇おうとはしません。
会社は給料を払う。それは働きに対してです。
働かない人に給料を払うほど会社は甘くないです。
こういうご時世ですから、どんどん切ろうとします。
動かない人より動く人を優遇するのは当たり前かもしれません。


どうせたいしたことできないから期待しないでほしいというのは甘えで、
たいしたことはできないかもしれないけれど、まぁそれでもせいいっぱいやってみる、やってみるから悪いところはどんどん言ってください。悪いところはなおしていきます。
そういうスタンスの方が好意的に思われるというのはあると思います。


考えて考えて、考えれば考えるほど動けなくなるということはあります。
やみくもに動いて失敗してしまった、あるいはやみくもに動いて失敗したくないというのもわかります。


ただ、いつまでも動かないままだと何も変わらないというのはあります。
動いた、動いたけどダメだった、そういう場合もあると思います。
ただ、私が思うのは、経験的に思うことですが、タイミングが悪かったという場合もあるのですよね。
ええ、タイミング。
タイミングよくいく場合もある。
が、タイミングが悪い場合もあって、そんなタイミングが悪いことなんていつもだよ!と言う人もいるかもしれませんが、たまたまタイミングが合うときってあるんです。バスケットのゴールにシュートを100本くらい入れて、そのうち1本くらいまぐれで入ったりということあります。
まぐれを期待するのは私としては好きではなくて、むしろそのシュートを確実に決められるくらいの自分になっていたいとそう思うのです。


タイミングが合うととんとん拍子に進んでということあります。
さきほども書きましたが、すき間というのは世の中には必ずあるものだと思います。
すき間求人というのかな。働く人を求めるところは必ずどこかにあります。
そこが少なくなっているから人が殺到しているわけですが、それでもですね、どこかにはあるはずなんですよね。働く場所が。
そこを見つけられるか、そこに入りこめるか。
入りこむには、それなりにスキルが必要だったり、場合によっては資格が有効だったりするのですよね。


だらだらと書いてしまいましたが、

すき間というのは世の中に必ずあるもの。そこに入りこめるかこめないか。

ということで書いてみました。
入りこめるかこめないか、それはやはり自分次第だったりします。自分で動かないと入りこめるものも入りこめない。
やはり動いてみること、でしょうか。
ポジティブに考えましょう。すき間はあると思います。
がんばりましょう。
また何かあれば書きますね。
それではー。

*1:資格を取得したからといって必ず就職できるわけではありませんが