やりたいことを見つけよう。まずはそこから。

やりたいことを見つけよう。まずはそこから。

そう思う。
ここで転職について書いたけれど、
http://d.hatena.ne.jp/komoko-i/20101104/p2
かくいうわたしもかなり試行錯誤している。


やりたいことなんて、そう簡単に見つかるものではないのかもしれない。
あるいは、やりたいことがあったとしても、それを仕事とするには、やりたいことでお金を稼ぐまでに至るには、それなりの道のりを歩かなければいけないものなのかもしれない。


長文になってしまったので、見出しをあげておきます。

1.きれいなものだけを見て生きていられたら?
2.解決法を出すということ
3.とりあえず愚痴は言わない
4.自分がやるということ
5.今は最低最悪の事態じゃない
6.傷が癒えたら動き出す
7.やりたいことがあって、それがやれるというのはしあわせ

1.きれいなものだけを見て生きていられたら?

ちょっと哲学的になるかもしれないけれど、世の中、善がある一方で悪があり、薬もあれば、毒がある。薬も使い方を間違えれば毒になる。中庸ということが大事だとわかってはいても、つい夢中になったり固執したり依存してしまったりというのはある。
きれいなものだけを見て生きていけたら、そう思っていた頃もあったけれど、そうも言っていられないのが現実なのだと思う。
清濁あるのが世の中。何が善なのかそれすら確定できなかったりする場合もある。何が善で何が正しいのかわからなかったりする。悩み、苦しみ、憎悪、嫉妬、不信、不安、そういったものとまったく無縁の生活を送れたらよいだろうなとも思うけれど、それはかなり難しいことのように思う。

2.解決法を出すということ

それでも、少しずつ息をするのが楽になってきているというのはある。年をとるとともに自由になってきているなぁというのは感じている。精神的な自由だ。
経験値を増やすことで、こういうときにどうすればいいかわかるようになって、必要以上に揺れないで済むようになるというのはある。
年をとってきて、落ち着いてきたというのはある。
いらいらすることもなく、怒ることもなくなってきた。
なにか困ったことが起こったら、それをどうしたらスムースに解決できるか、「解決法を出すこと」そちらのほうに意識が働くようになったように思う。

3.とりあえず愚痴は言わない

昔は愚痴を言うこともあったけれど、もう今は愚痴を言うこともない。
愚痴ってもしょうがない。
愚痴を聞かされるほうも、たまにならいいけれど、いつもいつも愚痴を聞かされるとイヤになってくるものだ。


愚痴ってもなにも解決はしない。
転職もそうだけれど、現状に満足できないのであれば、自分でどうにかするしかないのだ。
そんなこと言ったって、周りの連中が・・・、今の会社は・・・と言う人もいるだろう。
周りの連中、自分以外の人を変えることは難しいとそう思う。
難しくて嫌気がさしてくるのではないだろうか。

4.自分がやるということ

自分以外の人を変えるのが難しいのなら、自分が変わるしかない。
自分が満足するように自分で動くしかない。
どうすれば自分は満足なのか。
どういう状況になれば自分は満足するのか。


周りを変えることは難しい。
が、自分が変わり、実力をつけ、周囲にも一目を置かれるようになり、発言が注目され影響を与えるくらいの存在になったら、もしかしたら周りを変えられるかもしれない。自分がよいと思う方向へ持っていけるようになるかもしれない。


やりたいことがあるのなら、やってみればいい。
そう思う。
自分でやったのなら、誰も責めることはできない。
転職も自分の意思でやったのなら、そのあとのことも受け入れなければ…と思っている。
こんなはずじゃなかった。
転職後に嘆息する人もいると思う。
けれど、もうそれはそれとして受け入れて、前に進まないといけないと思う。
受験でもそうだ。
受験で落ちてしまった。
面接で落とされてしまった。
もう落ちてしまったものはしょうがない。
会社がつぶれてしまった。
これは極端な例かもしれないけれど、
もしそうなったとしたら、どうするか。
そのことについて考えている人はどれくらいいるものだろうか。
問題はこれから。
これからどうするか、だ。

5.今は最低最悪の事態じゃない

最低最悪の事態に陥ったとき、そのとき自分はどうするか。
その腹積もりがあると案外腹が据わる。


最低最悪の事態を想像する。
想像して、そのとき自分はどうするか。
今はその最低最悪ではない。
最低最悪じゃない。
それなら、今この状況でもできることはあるはずで、
ひとはやっぱりできることからやっていくしかないのだ。


あまりシリアスに考えないほうがよいときもある。
まだ大丈夫。
まだ他にできることはある。道はある。方法はある。
時間が解決してくれることもある。
時が経つのをじっと待って、傷が癒えるのを待つ。
傷ついたままで右往左往しても傷は治らない。
むしろ悪化してしまうかもしれない。
動かず、傷を癒し、休息し、体力を回復させること。
そういう時間も必要だと思う。

6.傷が癒えたら動き出す

傷が癒えたら動き出せばいい。
じっとしているうちにまたやりたいことがでてくるかもしれない。
じっとしている間も箱に閉じこもるのではなく、アンテナだけは稼動させておくことだと思う。
思いがけない情報が飛び込んできたり、というのはやはりあるものだ。


時代の流れというのはある。
自分ひとりの力ではどうしようもないということもある。
だからといって何もしないというのはもったいない。
なにかできることはある。
自分でもなにかできることはある。


ある先生から言われた。

もう苦手克服とかそういうのやってる場合じゃないよ。
得意分野を見つけなさい。
得意なことをどんどんのばしなさい。
得意なことがあれば、それは自信につながるから。

と。
得意なことがあって、それが認められれば、それは自信につながる。
認められることでまたやる気が出るというのある。

7.やりたいことがあって、それがやれるというのはしあわせ

やりたいことがあって、それがやれるというのはしあわせ。
やっていて楽しい、時間が経つのも忘れる、そういうことがあるというのはしあわせなことだと思う。
転職すること、そのことばかりに囚われて、実際本当になにをしたいのかわからなくなっている人は案外多いのではないかと思う。
はっきりした目的を伴わない安易な転職はうまくいかないとそう思う。


やりたいことがやれるというのはしあわせ。
その前にやりたいことを見つけるというところからはじめる人も多いと思う。
やりたいことを見つけよう。
こう書くと転職すすめているみたいに見えるかもしれないけれど、必ずしも転職をすすめているわけではない。
仕事は仕事、収入を得るためと割り切って、仕事以外でやりたいことやって余暇を充実させている人も世の中には少なからずいるように思う。仕事=やりたいことではないことは多い。そのあたりをどう考えるか、それは人それぞれだと思う。


ただ、ここで言いたいのは、
「やりたいことを見つけること」それはよいことだと思う。
まずはそこから。
そこからはじめてみてはどうかと…。