自分なりのスタイルを確立して、ブレークスルーしたい。

偉人たちのブレイクスルー勉強術 ドラッカーから村上春樹まで

偉人たちのブレイクスルー勉強術 ドラッカーから村上春樹まで

 

自分の頭で考えて、自分の意志で、自分に必要な勉強は何かを考えていくーそういう力が、大学以降に俄然、必要になってくる 

「自分に合ったペース」で「自分の好きな方法」で「追求していく」ーこれができるようになるのが大人の勉強の面白さ 

結局のところ、したい勉強でないと長続きはしない。また勉強のスタイルも自分にあったものであること。 それは強く思う。

勉強も、自分の武器は何かをはっきり見定めて、それを有効に活かせる人が成功する。 

囲み内は『偉人たちのブレイクスルー勉強術 ドラッカーから村上春樹まで』より引用。
ドラッカー本田宗一郎スティーブン・キング夏目漱石ゲーテ吉田松陰福沢諭吉渋沢栄一、シャネル、木田元坂口安吾シュリーマン佐伯祐三アインシュタイン南方熊楠村上春樹といった著名人それぞれのエピソードを交えつつ、勉強術のヒントが詰められた一冊でした。私も自分なりの勉強のやり方を確立していきたいな、と。 この本のプロローグに書かれていたように自分に適した勉強スタイルを持ち、それを持続させ、その結果ブレークスルーが起きる。それは言えると思う。
 
現状を変えていきたいと思う人は多いと思う。 変えたいけれど、うまくいかなかったり、続かなかったりするのは、やり方が自分に合っていないから。あるいは、自分だけのせいではなく、時の流れだとかタイミングと言ったものも関係してくると思う。 
 
成功している人はそれまで準備をしてきた人。何かについてじっくりあるいはとことん取り組み、続けてきた人だと思う。 

もっとも、こう書くだけなら簡単で、実際のところ、続けることは難しい。なんとなく、では勉強は続かないし、やり方がまずくても結果は出ない。まぁ、好きで勉強しているだけなら結果にこだわらなくてもいいのかもしれないけれど。 
 
どういう人になりたいのか、具体的に思い描くこと、書いてみるとよいかもしれない。 私のブログを読んで、刺激を受けた。自分はこういう風になりたいと思っている、というコメントをいただくことがあるけれど、そういう風に書けるのは素晴らしいと思う。 
 
目標があればハリが出てくるし、やる気も出てくるもの。 さまざま生き方があって、それを参考にし、良いと思うものはどんどん取り入れればよいと思う。その助けとなるのが本で、私自身本に書いてある言葉で助けられたことは数々ある。慰められたり、心の支えとなったり。 
昔から落ちこんだり、やる気が出ないときほど、本を読んでいたように思う。 凹んだら、近所の古本屋に行っていた。古本屋なら、100〜300円くらいで本を買うことができる。昔読んだ漫画をまた買って読んだり、少し前に話題になった本を読んでみたり。それが安上がりで自分に合った回復法なのだと思う。人によってはこれが音楽だったり映画だったり飲みだったりするのかもしれない。 
 
坂口安吾もそうだったらしいが、清涼院流水も語学(英語)を勉強することで、精神的に救われたというのを下の本で書いていたように思う。 これはわかる。何かやることがあると、とりあえずそちらに集中することにして、他の不愉快なことから意識を遠ざけることができる。
何よりよくないのは、不愉快な状態にどっぷりはまって動けなくなること。感情的に暴走してしまうこと。自暴自棄になってしまうこと。

 どうしていいかわからなくなったら、とりあえず本を読んでみるのも手だと思う。手当り次第に読んでみる。毎日がつまらないと思ったら、何か新しいことをはじめてみる。英語の勉強に行き詰まりを感じたなら、中国語やフランス語、イタリア語、ドイツ語等他の言語を勉強してみる。トラベル会話などからはじめてみるのもよいと思う。 
 
なにも語学に限らず、他の分野でも何でもよくて、つまりは悶々と悩むエネルギーを他で使うようにするということ。ひたすら歩いてもいいし、村上春樹さんのように走ってもよいと思う。走ってフィジカル(体)を鍛えること、それは私も実際にやってみたいことだったりする。とりあえず長めのウォーキングからはじめたいと思う。 
 
長く書くつもりはなかったのだけれど、長くなってしまった。 ひとことで言うなら、自分なりのスタイルを確立して、ブレークスルーしたいということになると思う。今のままでいいとは思っていなくて、現状を否定するわけではないけれど、もし仮に現状のままで満足してしまったら、多分何もしなくなってしまうだろうな、と。それは避けたい。何かにチャレンジしている自分が好きで、続けている自分が好き。自分をきらいにならないためにも、何かしていたいな、と。 

清涼院流水の小説作法

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