考えることを習慣にしようー「考えることはどこでもできるし、お金もかからない」
1.変わりたい、変えたいと思うなら、やってみること
考え方探し。これは楽しいのでやめられないというのはある。 本などでさまざまな人の考え方に触れる。誰かの話から刺激を受けることも多い。
自分の考え方のパターンや傾向はもうだいたい決まっていて、それでいいと思う自分と、いやこのままじゃいかんでしょ、と思う自分がいる。性格的なものもあるし、もう大きく変わることはないような気もする。それはそれで良いと思うと楽になる。
もし、変わりたい、自分を変えたいと思うなら、やってみることだと思う。いまさらとか、どうせ無理なんて思わずに。私で言えば、十年以上前に目指した職に、今やっとつくことができた。なんと寄り道や回り道の多かったことか。
2.思いつきで行動するのはやめた
変わりたいと思うなら、やってみることと書いたけれど、思いつきで行動するのはオススメしない。私自身、以前は、思いつきで行動することが多かった。アクティブな自分にうっとりしていたのかもしれない。
今はちがう。考えてから行動するようになった。 慎重になったとも言える。
慎重になってよかったのだと思う。衝動買いで失敗することが多いように、思いつきで行動して失敗することも多かった。それはそれで良い経験になっているのだけれど。
優柔不断になったとも言えるけれど、世の中、白か黒かはっきり決められないことは思っていた以上にある。それはそれで受けとめて、前に進んでいきたいと思う。
3.最近考えたこと
極端な悲観思考、極端な楽観思考はよくないということ。
楽観思考は悲観思考よりはいいかもしれないけれど、極端な楽観思考は、考えることを後回しにしそうで、こわい。後回しにし、先延ばしにし、結果、後悔。アリとキリギリスの話を思い出す。
4.考えることを習慣にしよう
考えすぎてもよくないのだけれど、 考えないのもよくない。 もう少し考えてから発言したらよかった……後悔したことがある。それがあとあとまで傷となって残って、おそらくもう会うこともない人だけれど、ふとしたことで思い出す。 実際どうなのかも知らないくせに、ひとりであれこれ想像してそれを口にするな、ということをその時学んだ。
本当に、少し考えるだけで、いろいろなものが違って見えてくると常々思う。それくらい、考えない人が世の中には多いのである。考えることはどこでもできるし、お金もかからない、体力もそれほどいらない。考える習慣を持てば、どんどん考えられるようになる。
自分探しと楽しさについて (集英社新書)より
これもよく読み返す本だ。
- 作者: 森博嗣
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まずは考えることを習慣にしよう。そしてそれを書いて残してみよう。そのうちブログにアップしてみてもいいと思う。 誰かに読まれるという緊張感は良い刺激になる。書いたものは自分の存在の証にもなる。ずっとあとまで残り、それを読み返すのも楽しいと思う。あの頃の自分はそんなことを考えていたのか、と。