なかなか採用されないのは自己PRが下手だから?―自己PRで意識したい3つのポイント

一度やめると再就職はなかなか難しいという話(かみんぐあうとっ)
http://d.hatena.ne.jp/komoko-i/20120110/p1

ここで書いたことの続きになるのですけれど、あれからいろいろ考え、考えた結果、なかなか再就職できないのは、
ブランクがあって不利ということ、それプラスもしかしたら自己PRが下手なせいかもしれないなぁと。

というわけで、今日は自己PRを中心に書いていきます。

自己PRっていきなりしようと思ってもなかなかできないものです。就活真っ最中で何度も面接を受けているのであれば別ですが、そうでなければ自己PRをすることはまずないです。

面接で

1.自分という人間がどういう人間か伝えられない
2.資格や経験等、自分を売り込むものがない
3.採用側に自分を採用するメリットを感じてもらうことができない

これでは採用されることはなくて、落ち続ける結果になるのではないかと思うのですよね。

逆に言えば、面接で

1.自分という人間がどういう人間か伝えることができる
2.資格や経験等、自分を売り込むものがある
3.採用側に自分を採用するメリットを感じてもらえる

この3つを意識して面接で自己PRできれば、採用される確率はぐんと上がるのではないかな、と。

伝えるときには、具体的な例やエピソードがあったほうが絶対いいです。
自分は前の職場でこういうことをしてきた。こういう結果を残している。自分はこういうことができる。こういうことなら自信がある。ブランクの期間もこういうことは続けてきた。○○についての勉強を続けてきた。××の資格を取得した。等、限られた時間の中でいかにPRするか。「ああ、この人は使えそうだな」と思わせることができるか、そこなんだと思います。ぶっちゃけ使えそうにない人はいらないです。

ブランクが長い場合どれくらい本気で再就職したいと思っているのか、そのあたりも採用側は厳しくチェックしているでしょう。簡単に辞められても困りますし、家庭の事情(例えば子どもの病気)等で、しょっちゅう会社を休んだり早退したりというのも勘弁してくれ、というのが本音でしょう。

当たり前かもしれないけれど、会社にとって採用してメリットがある人こそ選ばれる。それが現実かな、と。

つまりは、採用して会社にとってメリットを感じさせるような自己PRを、ということになるのではないかな、と。
もちろん、自分という人間がどういう人間がきちんと伝えることも大事です。どういう人かよくわからない人を採用する会社はないと思います。

また、ある人事担当者の人が言っていたのを思い出します。「いっしょに働きたいと思う人間かどうか、そこだよね」と。どんなに学歴がすごくても、面接でやりとりしてみて、「いやぁ、ちょっといっしょに働くのは遠慮しておく」という人はいるんだよね、と。

中途採用に限らず、一人の求人に何十人もの応募があって、というのが現実で、その何十人の中から選ばれるには、自己PRは重要。自己PRが下手だというのは致命的だと思う。この自己PRで会社側が採用したいと思うかどうか。意外と自分ではわかっていないのかもしれない。できれば第三者に自分の自己PRを前もってチェックしてもらうとよいのでは、と今思っている。欠点や弱点を指摘してもらい、それらをうまく修正したり補うことができれば、一歩前へ進めるかもしれない。

最後にまとめとしてもう一度。
自己PRで意識したい3つのポイント

1.自分という人間がどういう人間か伝えることができる
2.資格や経験等、自分を売り込むものがある
3.採用側に自分を採用するメリットを感じてもらえる

今一度自分の自己PRについて見直してみてもいいかもしれないです。