「運命がレモンをくれたら、それでレモネードを作る努力をしよう」(D・カーネギー)
- 作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,香山晶
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1999/10
- メディア: 単行本
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なんといいますか、自分の力ではどうしようもないことあります。ひとつの失敗、ミスが仕事の最終的な失敗につながることも。
自分では頑張っていたつもりでも、いきなりレモンを手渡されるようなこともあるわけです。
「え?なんでレモン?」
「レモンを渡されたってどうしようもないんだけど?」
かく言うわたしもレモンを手渡されたことあります。酸っぱいレモンを眼の前に山のように積まれて、ぽかーん。
例えば会社で言えば人事異動や配置転換で、予想もしないところに飛ばされたり、容赦なく戦力外通告されて、ぽかーん。
で、納得いかなくて怒ったり、めちゃくちゃ落ちこんだり、もう仕事もしたくなくなったり。
でもですね、予想もしないことが起きたとしても「それで終わりじゃない」んですよね。「捨てる神あれば拾う神あり」みたいなことあります。捨てられたことをくよくよ思い悩むよりも、先に進むこと。自分が進む道を自分で開いていくほうがいいんじゃないかなと。レモンが積み上げられた異動先のほうが実ははるかに居心地が良かったということも私の場合ありました。
今では「レモンを突きつけられたら、思う存分レモネードを作ってやる」そんな気持ちでいます。
どこにいても勉強することはできるし、自分を磨くことはできる。そう思います。磨いているうち風が変わってきます。「ああ、なんかいい感じかもしれない」と。
痛い思いをして学ぶことも多いです。
精神的にボロボロになって、動けなくなったときもありましたが、時間が静かに癒してくれたように思います。
時間をかけて立て直して、そうしているうちに新しい光が見えてくるというのはあります。世の中冷たい人ばかりではなく温かい人もいます。自分を必要としてくれる人もどこかにいる。仕事もうまく回りだしたり、新しい出会いがあったり。
しばしばこのブログに書いている気がしますが、
今の、この状況でもできることをやること。
でしょうか。
地に足をつけ、前を向いていきたいです。