ブログ。伝えたいと思うそこからはじまるんじゃないかな。

伝えたいという衝動

先日眠れないときはクラシックを聴くといいよ、眠くなるよ、という記事を書いたのですけれど、今考えてみれば、んー、論理的じゃないなぁと思ったのですよね。そんなの当たり前だ。クラシックって聴いているうちに眠くなるよね。何言ってるの、いまさら、みたいなところはありますよね。んー、それでも、実際やってみて実感してよいなーと思って、それを伝えたいという衝動みたいなものがあったのですよ。衝動というとおおげさですけどw


伝えたいと思うことと価値観の差異

こんなことがあった、こんなとこに行った、こんなものを食べたという日記系体験系の文章もそうですし、このマンガはおもしろいとかこのニコニコ(動画)はよいとか、そういうのを伝えたいというのがブログの根底にあると思うのですよね。さきほど衝動という言葉を使いましたけれど、おおー面白れぇ!これは笑える!これは泣ける!的なものを誰かに言いたい教えたいというのが、多かれ少なかれ人にはあるんだと思います。私なんか映画見て感動して泣いて「よかったよー泣けるーおすすめー」と映画終わってから電話しちゃうひとですからねw んーなんていうか伝えたいじゃないですか。
まぁ、みんながみんなひとつの事柄について面白いとか笑えるとか同程度に感じるってことはないんですけどね。考え方も違えば、感じ方も違う。価値観なんて人それぞれですからね。価値観の差異というのはどうしてもあるわけで。自分的にはいいと思っても、他の人にとってはいいとは思えない、どうでもいいことだったりすることもままあるわけです。んー、どうかすると反発されたり、disられたり、自分が予想していたこととはちがう反応があったりするわけで、まぁそういうこともあるもんだ、くらいに想定しておいたほうが楽ではありますね。むしろ、どうしてそういう反応するんだろう?って分析しちゃうのも面白かったりしますし。反発とか否定というのは、それ自体は悪いことでもなんでもなくて、そういう意見もある、そう思う人もいるということなんですよね。反発や否定にはそれなりの背景や視点がある。まぁ、単にdisりたいからdisっている場合もあったりもしますけどw


「伝えるもの=情報」を持っている人は強い

さて、伝えたいということに話を戻して、伝えたいというのは、伝えたいと思う内容があって伝えたいから表現するわけですけれど、んー、そこには「伝える自分」の存在を認めてほしいというのがあるんじゃないかな、と思うのですよね。
伝えたいものがある人は強いです。伝えるものを持っている人は強い。言いかえれば、「伝えるもの=情報」を持っている人は強い。
人は情報を欲しがりますし、情報にひきつけられます。より多くの情報を持っている場所、人のところに人は集まってくるものだと思います。人が集まるところにはどんどん人が集まってくるもので、「人が人を呼ぶ」というのでしょうか。なんかあの界隈で面白そうなことをやってるぞ、なんか人が集まってるなぁ、ちょっとのぞいてみるか的なところは案外誰でもあったりしますよね。我関せず、我が道を行く的なひともいるかもしれませんがw


「伝える自分」の存在を認めてほしい

そうですね、基本的には伝えたいと思うのは善意の動きで自然なことだと思うのですよね。こんな美味しいものを食べた、オフがこんなこんな感じで楽しかったとか、それは自慢とかそういうわけじゃなくて(少しは自慢的なものもあるかもしれませんが)、美味しいお店の情報だとか楽しいオフの報告だとか、そういうのも結局のところ、面白い映画を見たとかマンガを読んだとかそういう体験の感想と同じなのですよね。体験の報告、美味しかった、楽しかった、面白かったということを伝えたいだけ。伝えたいというのは、さきほども書きましたけれど、「伝える自分」の存在を認めてほしいから。人は多かれ少なかれ承認欲求というものが根本にあって、無視されたりスルーされることはつらいものだとそういう風に思うのですよね。このことを書くと、いつも昨年の秋葉原の無差別殺人の事件のことを思い出すのですけれど。
何かを体験したり情報を得たりで、それをブログ(サイト)等に書いて公開することで、そうそう俺も見たけどそのアニメは面白かった的な共感をもらえたり、へぇ、それは知らなかった!そうなんだー的な反応をもらえたり、そういうのが楽しくてうれしくて、だからブログを書くんじゃないかな。あるいは、そうですね、単純に読んでもらえるならそれだけで満足という場合もあったりしますし。


伝えたいと思うそこからはじまる

まぁだらだらと書いてしまいましたが、ブログを書くというのは、伝えたいと思うそこからはじまると思うのですよね。記事のタイトルにも書きましたが。それはごく自然なこと。どんどん伝えたいと思うことを書いてみたらいいと思うのですよね。書いて公開することからはじまるわけで、ブログ推奨派としては、ブロガーのみなさんにどんどん書いて公開してほしいな、とそのように思うわけでありますw ブログは楽しいデスヨ。