昨年の話になるのですが、ある試験(PC関係)に合格しました。こうすれば必ず合格するというわけではないと思いますが、参考になればと思い、書いてみます。また、資格マニアというほどではないのですが、今までいろいろと試験を受けてきているので、その時の経験も思い出しつつ書きます。
1.1日の勉強ノルマを決める。
2.勉強する時間を決める。
3.過去問をとにかく解く。
4.模擬問題を時間を計って解いてみる。
5.自分の苦手分野を克服する。
1.1日の勉強ノルマを決める。
1日に問題集を○ページするというノルマを課しました。ノルマを決め、最終的にはすべての範囲を終わらせるようにしました。
すべての範囲を終わらせるというのは、なかなか難しいのですが、頻出箇所を重点的に勉強し、あまり出題されていないところは目を通す程度にしました。
Excelで表にして進捗状況を管理し、終わった箇所は塗りつぶしていきました。
またExcelのそのファイルはPCが起動している間は勉強のノルマを意識させるために開きっぱなしにしておきました。
2.勉強する時間を決める。
基本的に毎日勉強しました。だいたい1時間くらいはしていたと思います。外で働いていたりするとなかなか時間がとれなかったりしますが、私は毎日夜十時なったら集中して勉強するようにしました。夜はネットやTwitterからも離れ、ブログも試験が終わるまでは書かないつもりでした。
「何時から何時までは勉強する」と時間を決めることをおススメします。
また、1時間勉強できないときでも、10分でも20分でも勉強するようにしました。ノルマで終わらなかった分は翌朝したりしていました。
3.過去問をとにかく解く。
大学受験のときもそうでしたが、とにかく過去問を解くようにしました。過去問から出題傾向も難易度もわかります。難しい年があったり簡単な年もあったりするので、とにかく過去何年分かを解いてみます。(過去問を解く日というのはあらかじめスケジュールに入れておきます)
また過去問を解くと、実際に制限時間内で解ききれないということが多々あります。時間のことについては4で後述します。
4.模擬問題を時間を計って解いてみる。
これがなかなか苦戦しました。時間内に問題をすべて終えられないこともしばしばでした。古い話で恐縮ですが、初級シスアドの午後問題は時間が足りず苦戦したことを思い出します。午後問は最後のあたりになると疲れもあってグダグダになっていました。今回もそんな感じでしたが、とにかく落ち着くことを意識しました。
試験の合否というのは、試験時間内にどれだけ点数をとれるか、合格点まで点数をもぎとるかなのですよね。時間を意識して問題を解く、問題を解くスピードというのは大事です。1問につき何分くらい時間をかけられるのかそこまで把握しておいたほうがいいです。マークシート方式の選択問題で問題が多い場合1問1分以内で解かないといけない場合もありますし、記述問題は、やはりそれなりに時間をとられます。時間配分は大事ですね。
携帯電話のツールでタイマーがあったりするので、試験が近づいてきたら、時間を計って模擬問題をやってみることをぜひおススメします。
5.自分の苦手分野を克服する。
試験範囲の中ではどうしても苦手分野というのは出てきます。そういうところが足をひっぱって不合格になってしまうというのではもったいないと思います。
自分の得意分野は確実に正解するとともに、苦手なところも点数がとれるようにしたほうが合格に近づきます。どういうところが苦手かというのは、問題を解いてくるうちにわかってくるので、その苦手分野は集中して勉強してみるというのもいいと思います。(例えば土日はその苦手分野の問題を○問解くようにするなど)
その他
参考書や問題集は常に持ち歩いていました。電車の中や待ち時間等、時間があればすぐに開きました。勉強するモチベーションのキープにも役立ったように思います。
こつこつと勉強してよかったと思います。時間的にはあまりなかったのですが、だからこそ集中して勉強できたのだと思います。
「また来年試験を受ければいいや」とか「次回受ければいいや」的なことは思わないほうがいいです。受けるからには受かるくらいの意気込みがあったほうがいいです。受験料ももったいないですし、何度も何度も試験勉強はしたくないですね。
試験ではやはり焦らないということが大事だと思います。
個人差もあると思いますが、本番で焦ってしまって普段なら解ける問題も解けなかったということあると思います。
深呼吸して落ち着くこと。
周りの人は関係ないと思うこと。
自分が確実に点数をとればいいのですよね。自分のペースで集中したほうが絶対にいいです。
試験に受かったり資格を取ったからといって、すぐに転職できるとか就職できるとかそういうわけではありませんが、履歴書には書けるものがあったほうがいいです。同じような経歴の人が二人いてどちらかを採用するとして、資格を持っている人の方を採用するということもあると思います。知人は、実務経験はないけれど、簿記1級を持っているということが決め手となって再就職することができたそうです。
「継続は力なり」ということと「やればできる」ということは言えると思います。
試験勉強の計画(スケジューリング)をきちんとすること。
「試験が終わるまでは○○しない」くらいのストイックさがあってもいいのかもしれません。
また、体調管理は大事です。風邪気味だからといって風邪薬を飲んで試験に臨んだら、眠くなってしまいほとんど問題を解けなかったという話も聞いたことがあります。体調がよい状態で試験を受けたいものです。