安心して子どもを生み、育てられる社会であってほしい。

年末年始は毎回帰省しています。帰省するのは楽しいです。帰省先は田舎なのですが、気軽に入れる温泉がいくつもあります。300円〜400円くらいの入浴料で地元の温泉に入れます。温泉は体も芯から温まるし、肌もつるつるになるのでうれしいです。
年末は餅つきをします。もち米を蒸して、臼と杵で餅つきをします。大人数でわいわい言いながら餅をつきます。つきたてのお餅は最高に美味しいです。(また、蕎麦も打ちます。蕎麦粉と山芋のみの蕎麦は、手間ひまかかりますが、美味しいです。)


弟家族も帰省してきますし、親せきも来たりで、帰省中ずっと大人数で食卓を囲むことになりますが、その食事は本当に楽しいです。
大人数で食べるご飯は美味しい」そう思います。


大人数で食べるご飯は美味しいと思うと共に帰省中、楽しいのは子どもが多いからじゃないかなと思うのです。
帰省先は子どもが多いので本当に騒がしいです。動き回り飛んだり跳ねたり喋ったり、泣いたかと思えば怒ったり笑ったり。普段子どもに接していないとイライラしてしまう人もいると思います。


しかしながら、子どもというのはそんなものだと思います。子どもは騒がしいもの。落ち着きがないもの。中にはおとなしくてじっとしている子どももいると思いますが、やはり子どもが何人も集まれば何かして遊ぼうと思いますし、じっとしていないものです。子どもは遊んでいるうちに次第にテンションが上がりうるさくなってきます。今回の帰省中はDSの対戦ゲームで子ども同士それはそれは盛り上がっていました。一人一台DSを持ち、勝った負けたと大はしゃぎしていました。そういう光景を見ているとこちらも楽しくなってきます。
私は、子どものうちは子ども時代を満喫した方がいいと思ってます。思いきり遊んだほうがいいと思います。もちろん勉強も大切ですが。


子どもはどんどん遊んだほうがいいと思うし、子ども同士遊んで遊ぶ中で学んでいくものじゃないかな、と思います。喧嘩もするでしょうし、喧嘩を経験して怒ったり泣いたりして、そうやって成長していくものだと思います。
もまれた子というのは強いと思います。いろんな人にもまれて悔しい思いをしたり、それでもめげずに自分の足で立ち、歩いていくくらいじゃないと、と思います。子育てに関する考え方は人それぞれ違うと思いますが、過保護すぎるのはどうかと思いますし、親の理想や希望を子どもに押しつけるのもどうかな、と思います。子どもは親の所有物ではありませんし、結局は本人がどうしたいかだと思います。親の理想や希望を押しつけたところで、向き不向き、得手不得手、その子どもの個性もありますし、案外子どもが好きなことやりたいことをやらせてみたほうがうまくいくものなんじゃないかなと思います。


子どもは宝」とよく言われますが、本当にそうだと思います。子どもは見ていて楽しいです。子育てはたいへんだと言われますが、それ以上に楽しいこと嬉しいこともあるものだと思います。


以前、子どもが生まれなくなった世界を描いた映画を見ましたが、子どもがいない世界というのは本当に寂しいものだと思います。子どもは今は子どもでもやがて大人になります。大人になって、いろんなものを「生み出す力」になります。生み出す力、クリエイトする力というのは大事だと思います。


また、人と人が支えあっていくためにはある程度の人数は必要です。たった一人で孤軍奮闘するよりも、二人で協力してやっていくほうがいい。それは三人でもいいし、四人でもいい。数人ではできないことも、数十人、数百人という人が集まって初めてできることもあると思います。
人数が増えることでトラブルも増えるかもしれませんが、それ以上にプラスの面、「いろんな知恵が出てくる」「人の数だけアイデアが生まれる」ということに私は重きを置きたいです。「人の数だけアイデアが生まれる」それはつまり、人の数だけ視点があり、意見があり、考えがあるということで、それはよいことだと思います。実際、多種多様な考えが存在するのが世の中です。世の中いろんな人がいます。「多種多様な考えの存在を認めると、ものすごく息をするのが楽になるんだなぁ」ということはこのブログを始めてから発見したことです。多種多様な考えは考えとして存在していい。それらに耳を傾けつつ、参考にしつつ自分は自分で考えを持って、自分の時間を生きればいい。結局のところ、自分の人生を生きられるのは自分しかないのですから。


自分の人生を生きるとは言っても、一人きりでは生きていけないです。いろんな人の力、支えがあって生きていける。普段その人の力というのは見えないものだったりします。さっき口にしたご飯(お米)も実はいろんな人の手があって、人の力があって、はじめて口にできるわけで、パソコンにしろ、電気にしろ、当たり前のように使っていますが、それは人の力があるからこそ、なのですよね。


実際、少ない人数で支えあうのはやはりたいへんだと思います。支えあう人は多いほうがいいと思います。そうなると出生率とも関係してくるのですが、そうですね、やはり、日本の社会が安心して子どもを生み、育てられる社会であってほしいな、と楽しかった年末年始を思い出しつつここに書いておきたいと思います。