Web。情報を見つける能力と情報を見せる能力。

今朝、ちょっと急ぎで知りたいことがあって、あるサイトを開いてみました。
開いてみて、まず唖然。
コンテンツがてんこもりで、情報量がものすごい。更新も頻繁のようで、それはよいのですが、肝心の私の知りたい情報がどこにあるのかがさっぱりわからない。
私の知りたい情報がそのサイトにあるのは確かなのですが、その情報にたどりつくまで、クリック、クリック、クリック。
ええ、かなり時間とられました。
ググってパッと出てこないとイライラしてしまうようなそんな時代です。私の見つける能力が低いのかもしれないと思いつつ、そこのサイトの作り方にも問題があるんじゃないかと思ったり。


メニューバーで右か左にコンテンツが一覧で見れるのがやはりよいと思うのです。本で言えば目次ですね。
サイトの作り方はいろいろあると思いますが、わかりやすいサイトマップは必要なように思います。どこに何が書いてあるのかわからない。それって困ります。
今朝、初めてそのサイトを訪れて、私は右往左往してしまいました。またそのサイトを訪れるかと言えば、おそらく訪れないでしょう。


わかりにくいごちゃごちゃした場所を車で運転するのは疲れますし、渋滞してスムースに進めないところも避ける傾向にあります。それはサイトでも言えるのではないかと思います。ごちゃごちゃしていたらそれだけで見る気をなくしますし、重いサイトも避けられてしまうと思います。また、ぱっと見てわかることがユーザにとって当たり前になってきているんじゃないかなと思うのですよね。


見る側の目というのは、だんだん肥えてきていると思います。毎日かなりのサイトを見るうちに目が肥えてくるというのはあると思います。見る側の感覚は人それぞれちがうものですが、「なんだこれ?」と思うようなサイトはやはり他の人が見ても「なんだこりゃ?」と思う場合が多いと思います。
そして、あの○○のサイトってダサいよね、と誰かが言い出すと、それがどんどん広がっていくというネットのこわさみたいなものがあったりします。よい評判、よい評価であればいいのですが、悪い評判、悪い評価というのも広がっていくもので、ええ、知らず知らずのうちに広がっていく評判評価というのはどうしようもありません。


さて、話を戻して、情報は、少ないよりは多いほうがいいです。ただ、その見せ方を工夫しないと、ごちゃごちゃしたわかりにくいものになってしまいます。情報にぱっとたどりつけることを当たり前のように思っている人が大多数です。たどりつけないとイライラしてしまう。そんなものだと思います。


情報の見せ方ひとつにしてもテクニックはあると思います。
サイト内を検索できるようにするというのもひとつの手ですし、先ほども書きましたが、コンテンツ一覧(目次)は必須だと思います。一体どこに書いてあるのかわからなくて右往左往はしたくないです。
情報を見つける能力というのは大事だと思います。そして、サイトを作る側としては、情報を見せる能力も必要なんじゃないかなと思います。
見やすいサイトとそうでないサイトというのは確かにあります。「日々研究しています」とある人がおっしゃってましたが本当に日々研究かもしれません。