- 電子書籍の壁
ということで記事を書いていますが、1年半経った今もまだ電子書籍には手を出していません。
早い人は早くから電子書籍を読んでいるかもしれません。
「うーん、なんだかねぇ、別にねぇ、電子書籍ねぇ・・・」という人も案外多いのではないかと思います。
電子書籍をビジネスに、マーケティングに活用したいとする動きも見かけますが、一個人の視点から言うと、なかなか難しいのではないかな、と。
1.電子書籍に手が出ないわけ
わたし自身かなり本を読むほうだと思いますが、なぜか電子書籍は読んでいません。読書家の友人も電子書籍には食指が動かない模様。その友人は既読の本で手元に残しておくもの以外は中古書店にまとめて売るそうです。電子書籍の場合それができない。それも電子書籍に手が出ない理由のひとつのようです。
わたしが手が出ないのは、端末を持っていないというのが理由のひとつにあげられるように思います。わたしはiPad、Kindleを持っていません。いえ、読むのは別にPCでもよいと思いますが、なんとなく電子書籍専用端末だと読みやすいような気がするというのもあります。
そして手が出ない理由のふたつめ、ハード(端末)をわざわざ買ってまで読みたい電子書籍が今のところないということ。
読みたい書籍がないのに、ハードだけ買っても仕方ないわけで、裏返せば、
これが読めるのは電子書籍だけ!
というひきつけるものがあればよいのかもしれません。
が、逆に「どうして電子書籍だけ?紙媒体でも出版してよ。紙の本だったら買って読むけど・・・」と言う人も出てくるかと思います。
2.慣れ親しんだものがよいという感覚
わたしがそうですが、紙の本に慣れすぎてしまっているというのがあります。さきほどの友人も読みたい作家の本が電子書籍でしか読めないというのであれば、電子書籍で読むかもしれない、とそう言っていました。が、現状はそうではなく、紙の本で読める状態。わたしと同様わざわざ機械を買ってまで読もうとは思わない、と。
電子書籍と紙の本両方あったら?
紙のほうを迷わず買うとのこと。わたしもそうですね。