Twitterの実況中継シーンと言っても漫画の中の話です。
Real Clothes 11 (クイーンズコミックス)の中で、Twitterで実況中継されるシーンがあり、印象に残ったので書いてみます。
主人公絹江は上司である田渕に想いを寄せてます。田渕はその想いに気づいているのか気づいていないのかわからない感じでストーリーは進んでいます。
絹江と田渕が二人でお好み焼き屋で食べることになり、その様子を二人の職場の同僚がTwitterで実況中継する場面がありました。まぁ、漫画だからとやかく言わなくてもいいのかなと思うのですが、んー、やっぱりこっそりそういう実況中継をするのはいかがなものかなぁと・・・。わたしだったらプライベートでご飯を食べている様子やそのとき喋った言葉を第三者に実況されたくないなぁとそう思います。
まぁ、結局同僚からTwitterで実況中継されていたことは絹江と田渕の二人にもバレていたのですが、たぶんですね、これがデートとかだったりすると、
「ふたり築地方面へ歩きはじめたなう」
と第三者につぶやかれるのはいい気持ちはしないだろうなぁとそう思うのですよね。
この同僚は二人をずっと尾行しているわけですし、まぁTwitterがストーキングツールになりやすいというのもなんだかわかる気がします。
Twitterは、リアルタイムで特定の人の行動や言動を第三者に知らせることができるわけで、その本人がつぶやかれていることを知っているならまだしも知らない場合もあったりするわけで、
勝手に
「○○さんを××で見かけたなう」
「○○さんが△△で××を買っていたなう」
「○○さんと××さんが仲良く○○へ行っていたなう」
など、いくらでも捏造もできるなぁと。
そして一度つぶやかれたそれがRTなどでいきおいよく広まっていってしまうところがこわいところです。真偽がはっきりしないまま、噂が一人歩きしていつのまにか拡散してというのもまぁネットやTwitterではよくあることだったりしますが・・・。
まぁ、流れてきた情報を鵜呑みにしないというのは大事ですよね。
Twitterでは自由につぶやいていいわけですが、
「○○さんを××で見かけたなう」
「○○さんが△△で××を買っていたなう」
「○○さんと××さんが仲良く○○へ行っていたなう」
みたいなつぶやきは控えるべきで、やっぱりプライバシーに関わることはつぶやくべきじゃないんじゃないかと。
Twitterで自ら自分のことをダダもれにするのと、他者がその本人には知らせずに一個人のことをダダもれにするのとではわけがちがうと、そう思うのです。
ドラマもありましたが、漫画や小説でもTwitterはこれからますます登場してきそうです。そういった作品の中でTwitterがどういう使われ方をするのか、わたしとしては興味があります。Twitterを使ったミステリー小説、トリックなどもそのうち登場するかもしれません。(もしかしたらすでにあるかもしれませんね)
↓ この作品はずっと読み続けています。
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