「社会」を認める、というのは、もう少し噛み砕いて書くと、「不況が悪いとか、政治が悪いとか、愚痴ったところでしかたがない、とりあえずその状況をよく把握して、その流れの中で、自分はどうすれば良いのかを考えてみようではないか」ということである。
別の言葉でいえば、状況が変わるのを「待って」いるだけしかできないと思い込んでいては損だ、ということだ。状況を誰かが変えてくれるのを期待しているのだろうけれど、そんな受身の姿勢では、どんな状況でもたぶんうまくいかないし、たとえ事態が好転しても、どうしようもなく出遅れる結果になるだろう。
自分探しと楽しさについて (集英社新書)(森博嗣)より
わたし的にすごく納得した文章だったのでぜひブログに残しておきたいと思った。
昨日、目標を持っている人と出会い、ああ目が輝いているなぁと、こちらまで元気をもらえた気がした。
目標を持っている人はいいなと思う。
大きな目標でも小さな目標でも大きさに関係なく何か目標を持つことで
毎日にハリがでてくるというのはあると思う。
かく言うわたしも目標をもっていて、目標達成のために、今できることをこつこつやっている。
不況だとか状況が悪いとかそんなことを言っても、言うだけでは何も変わらない。
一本の電話、一件のメールが仕事へとつながることもあるのだというのを最近実感したばかりだ。
やりたいことをやるためには、目標へ近づくためには、自分で情報収集すること、今自分ができることをすること。そして外へ出かけていくこと、人と会うことだとそう思っている。
状況が変わるのを、棚からボタモチが落ちてくるのをじっと待っているのは時間がもったいないとそう思う。
目標があるから頑張れるというのはある。
二、三日で達成してしまう目標というのは、簡単すぎてあっけない。
二年、三年、あるいはそれ以上かけて達成する目標があってもいいと思う。
最近繰り返し読んでいる本たちです。

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