ちきりんさんの「ゆるく考えよう」を読み始めたところです。
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2011/01/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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1.目標は低くもつのがよい?
この本に
目標は低く持ちましょう!
というのが最初にあって、まずは違和感を覚えました。
そうなの?
目標って低く持ったほうがいいの?
まぁ個人の考え方なので、目標を低く持った方がストレスも少なくてすみ、目標も達成しやすく、達成感も得られやすいというのはあるかもしれません。この達成感はもちろん大事だと思います。
ただ、最初から目標を低く設定して、それで満足できるものなのかな、と。「とりあえず○○だったら」という満足感は、やはり「とりあえずの一時的なもの」にすぎない。そう思います。
本当の目標というのかな、妥協などではない目標を持ってよいと思うのです。仮に低く見積もった目標を掲げた場合、その低い目標は達成できるかもしれないけれど、そこで満足してしまって、動かなくなってしまうというのはあるかな、と。
本当の目標、妥協ではない目標を設定し、そこに至るまでの小さな目標を設定、段階的に達成していくといったそういうやり方もあるかと思います。
2.「足るを知る」ということ
さて「足るを知る」というのは大事ですが、なんといいますか、「足るを知る」というのと、目標を持つというのは別なんじゃないかな、と。
目標は目標で持っていい。
今の状態で満足。でも、さらに前へ進むこと、それも大事かな、と。
私がそうですなのが、今の状態が楽しくて幸せだと、もうそれでいいかな、別に無理に動かなくても、まぁ毎日なんとかやっていけてるし、それでいいかな、そんな気持ちになることがあります。動くのが億劫になってくるのですよね。ただなんとなく日々が時間が過ぎていく。
はっと気がついて、これでいいのかな、と思うのです。
本当はこういう目標があったんじゃないの?と。
高い目標を持って、イキイキと動いている人を知っています。
そういう人を見るとやはり刺激を受けます。
3.「このままでいいのか、自分。」「これでいいのか、自分」
まぁ無理に高い目標を持たなくてもいいと思いますし、それは人それぞれでよいわけで、ただ、とんでもないような目標を掲げてまい進するような人も世の中にいないと、世界は変わっていかないだろうな、と。
野心があって、世界を変えてやるみたいな意気込みがある人も実際にはいらっしゃるでしょうし、それはそれでよいと思います。
あくまでも自分の目標を設定することが大事かな、と。
他の人の目標と比べても仕方ないですし、日本もそうかな。他の国と比べても、そもそも国土面積もちがえば人口も資源もちがうのですよね。国内における問題もそれぞれにちがう。各国掲げる目標はあるでしょうし、それぞれそれに向かっているだけのこと。日本は日本なりにやっていくしかない。ええ、どうにかやっていくしかない。そう思います。
そろそろまとめようと思います。
目標は高く持つ?低く持つ?
最初から低く持つことには同意できないです。
なぜなら、そこで満足してしまって、動かなくなる可能性があるから。
まぁ満足してるならいいじゃん、という人はそれでもいいと思います。
また、低い目標で満足するよう自分に仕向けるというのは一種の欺瞞のようなそんな気がします。
最初は低い目標から始めて、段階的に上げていくというのがよいのかな、と。