「3月のライオン」6巻を読んで思ったのです。
ずっと独りのままじゃいられない。

- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2011/07/22
- メディア: コミック
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いえ、独りのほうが自由気ままで良いというのもあります。
独りが好きでそれを選んでいる人もいるかと思います。(それはそれでよいと思います)
桐山零を見ていると思うのです。
長い人生、ずっと独りのままではいられないよ、と。
人とつながりができ、さまざまな言葉をやりとりしていくうちに、「あれ?」「ん?」と思うようなことが出てきます。摩擦みたいなものが生まれてきたり。時にぶつかり、お互いイライラしたり、相手をコントロールしようとしたり、妙に相手に期待をしてしまったり・・・。うまくいかなくなったときどうするか。逃げないで相手と丁寧に向かい合えるか、話し合うことができるか・・・・・・。相手との関係が続いていくかどうかは、そういうところにあるのかな、と。
生まれや育ちも性格もちがう人間同士、うまくいかないこともあるのがまぁ普通じゃないかな、と。
人それぞれ考え方やスタンスもちがいますし、好きなことも嫌いなことも譲れないこともちがう。
ちがうけれど、それはそれで仕方ない。
何もかもが自分と同じでなくてもいい。ちがっていてもいい。
相手の考えが自分とちがうからこそ面白い。そう気づいたのはTwitterをはじめてからかもしれません。
同意や共感は確かに嬉しいし、安心します。
でも、それだけでいいのかなという気もするのです。
確かに同意や共感も必要だけれど、自分とはちがう考え方、意見もあっていい。あったほうが面白い。
さまざまな考え方、意見があっていい。
それはそれでいい。
私がよく言う言葉です。
相手の考えや意見を受け止めること。
相手の話を聞くこと。
これが人との関係、つながりにおいて何よりも大事なことではないかな、と。
そして、思ったこと、考えたことを変に隠さないこと。
オープンに話したいことを話していい、そう思います。
人は独りのままじゃいられない。
誰かと話をしたい。
世間話でもいいから、誰かと話をしたい。
Twitterでフォロワーさんとたわいないやりとりをするのも楽しいです。
文字で会話しているわけですよね。
画面の向こうにはリアルに生きている人がいる。
ゆるくつながっている人がいる。
たぶん、ぎちぎちにつながりすぎると、それはそれで疲れます。
相手を束縛しようとすれば、関係は壊れます。
ゆるいくらいが気楽で長続きするように思います。
3月のライオンCM「スガ シカオ/兆し(full)」ver.
たぶんですね、光は今見えなくても、焦らなくてよいのだと思うのですよね。
暗闇に惑わさればければいい。
自分で明かりをつければいい。

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流れてくる涙を無理にとめる必要はないと思っています。
泣きながら生まれてきたのですから。