ノマドライフとは、心のあり方
いつも自由で、とらわれず、何にも依存せず、馴れ合わない心のあり方。
仕事と遊びの区別をつけず、
クリエイティビティや効率性、思考の柔軟性が向上し、それがいいスパイラルになる人生。
「ノマドライフ、ふむふむ…」頷きながら読みました。
読みながら改めて「どういう暮らし方・生き方をしたいか、自分で考えて実践できるようになりたいなぁ」と。
今の暮らし方も悪くはないけれど、でも「いつかこんな風にできたらいいな」と夢や目標も持ちつつ、実現にむけて試行錯誤する姿勢は好きです。
目下、わたしの目標としては「自信をもてる人になりたい」というのがあります。「これについては自信がある!」ということをひとつは持ちたいです。
もしノマド的な仕事の仕方を望んでいるなら、それなり以上の専門知識、スキルが必要で、あとは交渉力、判断力、機動力も。人とのつながりもおろそかにはできないですし、仕事を得る能力、仕事を維持する能力、スケジューリング等なんでもできないと継続は難しい、そう思います。これは自分の仕事についても思っていることです。
好きな場所に住んで自由に働くというのはなかなか敷居が高いように思えますが、実際にそうしている人もいらっしゃるので、自分にもできないことはない。全く不可能だというわけでもないかな、と。この「ノマドライフ」のような背中を押してくれるような本、参考になりそうな本はこれからもっと出てくるとよいなと思います。
自分にはできない、無理と思えばそれまでです。何年かかってもいいからいつかは……。そう思っているとチャンスはいつか来ます。
チャンスを逃さないために必要なのは1.情報収集 2.人とのつながり、3.自分の準備を怠らないこと。これは自分の経験からそう思います。
自分のライフスタイルが変わるのは不安でもあります。
一番いけないのは、不安だからといって何もしないこと。何も調べず、何も考えず、何も行動に移さず、ただ不安を募らせて足踏みしていたら、毎日が無為に過ぎていきます。
不安が嵩じるあまり、リスクヘッジもせずに飛び込むのも危険です。その意味では本書を、不安による思考停止の予防薬として役立てていただいてもいいでしょう。
ノマドライフに興味関心がある方はご一読してみてもいいかもしれません。

ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/03/16
- メディア: 単行本
- 購入: 25人 クリック: 206回
- この商品を含むブログ (44件) を見る