臨機応変力について考えてみた

この年になって外国語を一から勉強することになるとは思っていなかったのですが、外国語を勉強するにあたり学ぶことは本当に多いです。私は今中国語をネイティブの先生に習っています。5〜6人のグループレッスンです。


外国語を学ぶ難しさを改めて知り、勉強しながらこういうことを考えました。

  • どうすれば文型が頭の中に定着するか。
  • どうすれば応用できるようになるか。
  • 臨機応変に言葉が出るようになるにはどうすればいいか。

結局のところ、臨機応変さ、臨機応変力だよなぁと。


この臨機応変力というのは仕事でも求められるものだと思います。まずは基本を身につけ、つぎに応用力を身につける。応用力をさらに発展させたところの臨機応変力。これがある人は評価されるだろうな、と。臨機応変に対応できる人、トラブル解決能力のある人は評価されますし、そういう人は会社は手放そうとしないと思います。イザという時使えない人は困りますよね、やっぱり。


イザという時で具体例をあげると車のタイヤのパンク。これから車で出かけなければならないのに車がパンクしてしまっていた。その時まずどうするか。
私自身、これについては経験があるので、どうすればいいかわかります。が、まったく初めてそういう事態に直面した時、戸惑う人は少なくないのではないかと思います。タイヤを交換するとしてどうやってするか。自分でするか、それとも誰かにしてもらうか。タイヤを交換する場合まずスペアタイヤに交換するところから始まります。タイヤを交換するためには車を持ち上げるジャッキが必要です。ジャッキとか使ったことないし…という人は多いと思います。そもそもジャッキなんて車に積んでたっけ?という人もいるかもしれません。
そういったトラブル時における「臨機応変力」「対処能力」これは言うまでもなく大切なもの。私自身「こういう時はこう対処すればいい」その時その時の最適解をすぐに出せる人を尊敬しますし、そうなりたいと思います。


語学の勉強で言えば、教科書に載っている会話というのは本当に基本的な会話で、それをそのまま使うことってほとんどないんじゃないかと思います。現実のシチュエーションはもっと複雑で、相手から返ってくる言葉もさまざま。仕事でも顧客から思わぬ反応が来て、それにうまく対応しないといけなくて内心焦りまくった経験がある人いるのではないでしょうか。これも「臨機応変力」があれば、それほど焦らず冷静に対応できたりするんじゃないかな、と。


「臨機応変力」私はほとんどないです。ないからこそ今いろいろ考えているわけですが、さまざまな経験を積むことで「その時その時の最適解を出せるようになる」というのはあるかと思います。「こういう時はこうしたらいい」と判断させるのは「経験」。あるいは「場数」。場数を踏んでいくうちにこういう時はこうすればいい、というのがわかってくるというのはあるかと思います。優柔不断がかまぼこの板のようについてしまっている私ですが、いつかはビシッとバシッと臨機応変、速やかに対応できる人になれたらいいな、と。