読んだ本『「ささいなことをつい引きずってしまう」がなくなる本』

先日仕事で初歩的なミスをしてしまい、そのあと凹みました。あとからフォローしていただいたので、なんとかなったのですが、よくないのは凹んだ状態を引きずってしまうこと。凹んで他のことが手につかなくなること。


オセロのコマをひっくり返すようには自分の気持ちを切り替えられないことあります。


次はミスしなければいい、気をつけよう。


結局はそういう結論になったのですが、一気に自分に自信がなくなったのは事実で、どうして自分はこうなんだろうとウジウジ考えてしまい、読んでみたのがこの本です。

1章 人の言葉が気になって忘れられない場合
2章 ダメ出しされたことをずっと引きずってしまう場合
3章 過去の失敗をいつまでも忘れられない場合
4章 自分に厳しい目を向けすきない練習
5章 外に向いていた意識を自分に向けるレッスン
「ささいなことをつい、引きずってしまう」がなくなる本

という感じなのですが、読んでいくうちに落ち着いていく自分がいて、こういう本は良いな、と。
わたしの場合、失敗したときついつい自分を厳しく責めてしまいがちで、落ちこむ自分がダラダラと続いて、他のことがおろそかになり、そのうちやる気をなくしてしまうという悪循環に入ってしまうことがあります。
失敗は失敗。もうどうしようもない。もうどうしようもないことをいつまでも引きずってクヨクヨするのはやめよう。失敗した自分を責めるのではなく、これから今の自分でもできることをやろう、できることからひとつひとつやっていこう。とりあえず、自分を責めるのはやめよう。今の自分でもいろいろがんばっているじゃないか。そう。がんばっているんだからもっと自信を持とう。



仕事でしてしまったミスもすぐに謝り、フォローしていただけました。それはよかったと思います。ミスを隠したりごまかそうとするほうが、あとあと大事(おおごと)になることが多いように思います。ミスはミス。失敗は失敗。いさぎよく認めて謝る。放置せずすぐに対処する。それは大事(だいじ)なのではないかと・・・。