「手元に置いて繰り返し読みたい本、その本についてあれこれ書きたいと思うほどの本」に出会ったとして、本の感想をまた書きたくなることもあるかもしれないけれど、それよりは「心の中にしまっておいて熟成させたもの」を文章にしてここに載せたい。
ということを下の記事で書いた。
komoko.hatenablog.com
そして、書いて何日も経たないうちにジレンマに陥っている。
本の感想を書きたい。やっぱり書きたい。
一読者としての感想で、そんなにたいそうなことは書けやしないのだから、ささやかながら自分のブログの1ページに残したい。
そう思ってしまうのは、自己顕示欲がやっぱり残っているからだろうか。
そもそもこのブログも自己顕示欲、承認欲求から始まったようなものだし、読みたい人が読んでくれればいいというスタンスは変わらないけれど、なんというか存在証明というか、まだ生きている証明にはなるので、更新しているところもある。
生存証明のためのブログ。
そんなこと言ったって中の人が変わってる可能性もあるじゃないかという話は置いておいて、とりあえず中の人は開設以来変わっていないと思ってほしい。中の人の文体とか考え方とか少しずつ変わってきているかもだけれど、でもまぁ根本的なところはあんまり変わっていないんじゃないかと思う。
書きたいこと(書き残したいこと)を書くというスタンスは変わらないので、書き残したくないことは容赦なく後から消している。
ここ(ブログ)は自分の城で自分の領域だから、どうとでもできる。そこが面白い。
コントロールできないものばかりの世界で、ここ(ブログ)だけは好きなようにできる。好きなことを書ける。
ゆえにハマる。ハマって抜け出せなくなる。
抜け出せないのなら、いっそ楽しんでしまえ。
そう思っている。
そして、さっきも書いた『生存証明のためのブログ』。
まだ生きてるよ。
時々更新してるよ。
2007年に始めたから、今年で17年になるよ。
あ、そんなもんなんだね。
うん、そんなもの。
ブログの先輩はたくさんいるし、同じ頃に始めて今も続いているブログもいくつも知っているし、まぁ17年というのはたいしたことはないと思っている。私の場合、やめなかっただけ、ただそれだけ。
というわけで、ブログは自分の城で自分の領域。「本好き」「書くのが好き」な者としては本の感想も書きたい。
隠して温め続けるのもよいけれど、でも本の感想、考察も書きたい。あ、漫画の感想(考察)も書きたい。
長くなってしまったので、このへんで。
ストックがあったら、また予約更新します。(予約更新はPM9時の予定)