本と世界

今日は用事がさくさくと済んだので、久しぶりに大きな本屋へ。
もうわくわくが止まらなかった。帰ってくるのがすっかり遅くなってしまった。


本は好き。
本の数だけ世界がある。
書いている人の数だけ世界がある。
ううん、人の数だけ世界があると思う。内面世界が。


内面世界というのは、外から見える部分以上に見えない部分というものは広く果てしないものなのだろうなと思う。


見えない内面世界。見えないのに存在するって不思議だ。「思っていること」「感じていること」は事象として確かにあるのに外からは見えない。見えないからこそ「思ってること」「感じていること」を言葉で表現しないと自分以外の人にはわからないんだろうな。「言葉にしなくてもわかる」っていうのもあるけれど。「言わなくてもわかるよね?」というのは、うーんどうなんだろう?うーん、言わなくちゃわからないこともあったりするし、あえて言わないで言葉にしない場合もあるし、それになんでも言葉にして言いたい放題というのもどうかと思うし。あれ、脱線してしまった。


さて、世界の話に戻って、「世界」というのは私の好きな言葉だったりするのですよね。私や誰にでもある独自の内面世界。そこは見えなくて、かつ踏み入れられない世界というか、踏みこんじゃいけない部分だったりすると思う。友達や家族であっても踏みこめない世界というのはあると思う。その世界を尊重したいと思う。私は自分の世界を大切にしたいと思うので、私も大切にしたい。私の周りの人たちの世界を。


本も人が書いたものだから、書いた人の世界の一部が表現されたものだったりする。いろんな世界がありますよね。一冊の本の中につまってる。それを自分の視点や感性で読んでいくわけですが、その自分の視点や感性こそ大事にしたいです。あくまでも自分の視点で。自分の感性に素直でいるという感じ。だから読んでみて合わない本や作品は確かにあるし、それはそれでしょうがないと思う。自分の感性にぴったりくる本、作品に出会えたときは本当にうれしい。本の中の世界に共感するというか、そういう本に出会えたときは手元に置いて何度も何度も繰り返し読みたいと思うし、実際繰り返し読む。


本の世界にどっぷりとひたれるシアワセ。ドキドキわくわくする。そう、やっぱり本屋に行くとわくわくする。ついつい長居してしまう。


本は好き。
知らない世界に出会えるから。
ひとことで言えばわくわくする。
今日は楽しかった。久しぶりに本屋さんでゆっくりできた。また行きたいな。