世界中で食料が無駄になっている。
- 作者: トリストラム・スチュアート,中村友
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2010/12/02
- メディア: 単行本
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料理したものの食べ切れなくて捨てたり、賞味期限、消費期限が過ぎてしまって捨てたり、捨てるというのは本当にもったいないと思います。
お腹を空かした人があふれている国々でさえ、並々ならぬ水準の無駄があるということだ。裕福な国々では、食物が故意に捨てられる。が、貧しい国々では、財源と技術の欠如により意図せずして失われる。インドだけでも、毎年五千八百億ルピー(約百四十億ドル)以上の農産物を無駄にしているが、主に、収穫した作物が損なわれる前に市場に届けるインフラがないことがその原因となっている。
市場へ届けるインフラ(輸送手段)が整備されていないため、畑で収穫した作物が市場まで運べず、そのうち作物は傷み、腐ってしまう。熱帯の国では特に果物、野菜は腐りやすい。冷蔵貯蔵設備の少なさも食料を無駄にする原因になっているらしいです。これらの無駄をいかに減らすか各国対策をとっているようなのですが、なかなか難しいみたいです。
なかなか読み応えのある本で、タイトルどおり世界の食料がどんな風に無駄に捨てられているか知ることができる貴重な本だと思います。インフラ(輸送手段)や冷蔵貯蔵設備がないばかりに、腐って捨てなくてはならなくなるというのは本当にもったいないなぁと。
スーパーやコンビニなどでも売れ残った賞味期限消費期限が過ぎたものはどんどん廃棄されていて、食べ物を捨てないようにするというのは食中毒の問題などとも絡んでなかなか難しいのかな、と。わたしとしては、うちにあるものを腐らせずにきれいに食べきることを心がけたいです。うちにあるものから食べていくようにして、買い物をするときも食べきれると思う分だけ買うようにしたいな、と。
未読ですが、興味がある本です。
- 作者: 池田香代子
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2004/12/01
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- 作者: ラジ・パテル,佐久間智子
- 出版社/メーカー: 作品社
- 発売日: 2010/08/31
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