その人にしかわからないもの

不安について、このブログでもいろいろと(?)書いているようだ ↓
komoko.hatenablog.com
読み返して、「んんん?こんなの書いたっけ?」となったのは内緒。
自分で書いたものを読み返すことがほとんどないので、書いたものを忘れることはよくあることだったり。


過去書いたものを読み返して、「なるほど、参考になるなぁ」と思うあたり、完全に他者視点で読んでいるわけで…。


おそらく「過去の私」と「現在の私」は時間的に全く別人で、本当は同一人物でありながら、「過去の自分」は「遠い人」「記憶から消えつつある人」のようなもので、ぶっちゃけ、「過去の自分」をよく覚えていなかったりする。言いかえると、過去の都合の悪い部分は忘れてしまうということかもしれない。


過去自分が誰かにされたことはいつまでも執念深く覚えているくせに、自分がなにかをしたことは都合よく忘れていたりする。自分がしたことを全部を忘れてしまうわけではないけれど、自己保身のための忘却機能が働いているのかもしれない。まぁ防御機能といえば防御機能と言えるのではないだろうか。


さて、話を戻そう。
不安ゆえに何かをしておきたい、対策的な、いざというときの非常時持ち出しセットみたいなものが欲しくなるというのが周期的に湧き上がってくる。
自分にはこれがあるから大丈夫というような安心材料が欲しくて、それが過労に拍車をかけているとも言える。


そもそも、どうしてそんなに不安になるのだろう?
どうして?と自分に問うてもよくわからない。端的に言葉で言えない。
不安なものは不安なのだ。


その不安は、その人にしかわからないもの。


不安を孤独に言い換えてもいい。
苦しさ、生きづらさという言葉に言い換えてもいい。


人はそれぞれ生まれも育ちも違う。その人にはその人にしかわからないものがある。
それを他者が否定することはできないし、逆に簡単にわかると言ってもいけない気がする。


わかってほしいと思う一方で、簡単に「わかる」「それ、わたしも同じ」と言ってほしくなくて、なかなか難しい。
その人にしかわからないものがあるということ。
それがわかっていると、無粋なコミュニケーション(デリカシーのないコミュニケーション)は減るだろうし、やたらと衝突することも減るんじゃないだろうか。


というわけで、長くなってしまったので今日はこのへんで。


ストックがある場合は、PM9時に更新ということにしてます。
ストックがなかったら、更新されませんのであしからず。