アウトプットとして話すこと。話ができる場の必要性について。

1.書くことにこだわらず人に話をしてもいい。

やはりですね、わたしが読書に集中するようになったのは、

自分にどんどんインプットしてこそ、どんどんアウトプットできるようになるんじゃないか。

と思ったからですね。知識・情報なんでもそうですが、知ることからはじまると思うのです。

1.知る。

2.考える。

3.考えたことを書く。

わたしの場合は書くことにしていますが、

書くことにこだわらず人に話をしてもいい。

と思うのです。


知人は書くことは苦手で、むしろ人に話すことのほうが楽だと言います。知人の言葉がきっかけで、話すこともアウトプットだとそう思うようになったわけですが、いかに情報やニュースを人にうまく伝えるかが彼の中では重要らしいです。知人は、話して相手が面白がってくれれば「話しがい」があると言います。ブログ同様話したことに対する反応(レスポンス)はほしいものだと思います。


知人いわく、相手からその場でつっこまれて、わかっているようで案外わかっていないことがわかったりするらしいです。あるいは相手のつっこみから、そういう見方もあったのか、と刺激を受けたり。

2.バイキングレストラン式の読書か専門式読書か

先日もその知人と話をしていて、その知人も読書はするけれど、好きな分野の本しか読まないと言っていました。わたしが小説はもちろん、経済や株、ビジネス書も自己啓発本も幅広く読むということを伝えると、

広く浅くというタイプだね。
それじゃひとつの分野に精通できない。
バイキングレストランでちょっとずつつまみ食いしているだけだ。
女の人はそういうの好きだよね。
つまみ食いして満足して、ああ美味しかったで終わるんだよね。

というようなことを言われました。

ネットもそんな感じだよね。
ネットでちょこちょこ見て回って、ああ楽しかった、で終わり。
バイキングというか、ウィンドウショッピングみたいなものだね。
まぁ安上がりといえば安上がりだけどね。
時間をかけてどれだけのものが得られるか疑問に思うけど。

とも言っていました。その知人はそれほどネットはしないようです。知人とネットについての話もしたのですが、そのことについてはまた別の機会に書けたら書こうと思います。

バイキングレストランでちょっとずつつまみ食いをしているだけ。

たしかにそうかもしれません。わたしの場合、これといって専門分野や得意分野もありませんし、以前は日本のSF作品について詳しいつもりでしたが、最近は遠ざかっています。そんなわたしですので、ある分野についてとことんのめりこめるというのは、よいなぁと思います。そしてその分野について書いたり話したりできるというのはよいですよね。



先程の知人は日本の歴史、特に江戸時代後期から明治にかけては、かなり詳しいようです。「実は江戸時代の暮らしはこんな感じで……」というのを彼に話させたら、きっとソーメン流しのように話続けると思います。
つまり、ソーメン流しのように話続けられるくらい本を読み、インプットしているみたいです。彼の場合はバイキングレストラン式読書ではなく、そうですね専門店式読書というのかな。ある特定の分野について語れるくらいに本を読みこむやり方ですね。

3.好きな分野について話ができる場について

書くことでもいいですし、話すことでもいいと思います。話す場数を踏むことで、だんだん話上手になるということもあると思います。

・好きな分野をとことん突き進んでみる
・好きな分野について話ができる場を見つける。

とよいと思います。


好きな分野について話ができる場があれば、きっと語りあえる仲間も見つかると思うのです。オフ会を開く、オフ会に参加するというのもよいかもしれません。好きな分野のオフ会なら、楽しく参加できると思います。あるいは勉強会、研究会に参加するというのもいいですね。話ができる場の必要性について、最近よく考えます。


ただ、地方の場合、好きな分野について話ができる仲間を見つけるというのは案外難しかったりします。「○○について語ろう」という会で参加者を募ったとして、なかなか人が集まりにくかったりというのはあります。例えば、あるオフ会に参加したいけれど、交通費だけで往復3000円近くかかるので、簡単には行けないという話も聞いたことがあります。



そうですね、地方の場合、なかなかそういう話ができる場を持つことは難しいです。が、今はTwitterというツールもありますし、あきらめずに仲間探しをして、話ができる場を自分から率先して企画していくことでしょうか。ええ、自分から動くことですよね。まずは動いてみること。やってみないとわからないと思います。