不安で潰れそうになったとき、救ってくれるもの。

まぁ、今のわたしが不安で潰れそうになっているかといえば、そんなことはないです。昔、十年くらい前に不安で潰れそうになったことはあります。どうしようもなく不安で、自分自身というより、周囲の状況が不安で、ものすごくヤキモキしてました。当時、ヤキモキしつつ、ひたすらじっと耐えていたように思います。

こんな本があるので興味がある方は読んでみられてもいいかもしれません。

不安があってもくじけない - 心を落ち着けて前に進むための20のレッスン

不安があってもくじけない - 心を落ち着けて前に進むための20のレッスン

丁寧に不安について書かれています。そしてアドバイスも。

不安から逃げるのではなく、不安と向き合うことで不安を少しずつ解消できるというのはあるかもしれません。何が不安なのか、その不安の正体を知る。正体がわかったところで、適切な対処法もわかってくるかと思います。やみくもに不安がるだけでは何も変わらないです。渦中にあるとき、いかに「客観的に見れる自分を存在させるか」が事態収束のカギなんだと思います。心を落ち着かせ、じっくり考えること、それは大事なことだと思います。

この本のレッスン20では「思慮深く生きる」ということについて書かれています。

静穏のための祈りはみなさん耳にしたことがありますね。「神よ、変えることのできないものについてはそれを受け入れる冷静さを、変えることのできるものについてはそれを変えるための勇気を、そして変えることのできるものと、そうでないものを見分ける思慮深さを与えたまえ」。人生の課題を切り抜けるには、受け入れること、そしてよく考えた上で行動することが役に立つ――不安や悩み事に対する我々の解釈とぴったり合致する名言です。
不安があってもくじけない - 心を落ち着けて前に進むための20のレッスン』より

思慮深さにはいくつかの要素があります。実際的な見識、内省、寛容、忍耐、思いやり、他者を受け入れる気持ち、好奇心と開かれた心、モラルや善悪を判断する感性、自立した思考、共感、そして情緒バランス。
不安があってもくじけない - 心を落ち着けて前に進むための20のレッスン』より

思慮深くなること。それは生きていくうえで大事なことだな、と。すべての要素を完璧に!とまではいかなくても、足りないものは少しずつ足していけたらいいな、と。足りないものに気づき、足していく。持っているものは、さらに磨きをかけていく。前に進んでいくための心構えみたいなものでしょうか。何があっても大丈夫な、ゆっくりでも自分の足で歩いていけるような、そして周りの人と手をとりあって歩いていけるような、そんな自分になりたいな、と。

記事のタイトルにしましたが、

不安で潰れそうになったとき、救ってくれるもの。

それは、思慮深さじゃないかな、と今そんな風に思っています。

読んだ本です。興味があればどうぞ。

不安があってもくじけない - 心を落ち着けて前に進むための20のレッスン

不安があってもくじけない - 心を落ち着けて前に進むための20のレッスン