今年読んで印象に残った本

自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C)

自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C)

いつも自由でいたいというのがある。窮屈なのは苦手だ。
気楽がいちばんだと思う。堅苦しいのは好きになれない。
少しずつ自由になっていく感じはしている。
子どもの頃より大人になってからのほうが、自由にできることは多い。

ブログも自由に書けるから好き。
自由で締め切りもない場所。
好きなことを書ける場所。
好きなものを好きと言える場所。
そんな場所があってもよいと思う。

自由に考え、自由に想像する。
その時間が持てるのはしあわせなことだと思う。

考えるのが好き。ああだこうだと考えて、思索して、それをきちんと文章にできれば、それは素敵なことだと思う。

人間これが好き!というものが定まると、とりあえず落ち着くというのはある。その好きを大事にしていけばいい。

たくさんあれこれ欲張っても、結局手にできるのは、ひとつかふたつくらいのものなんだと思う。あれこれありすぎるとひとつひとつを大事にしなくなる。人との関係ももしかしたらそうかもしれない。少ないつながりでも大事にする人のほうが好感を持てる。あまり多くつながりを持ちすぎると、ひとつひとつの関係が希薄なその場限りのものになってしまいそうで、それはそれでもったいないと思う。まぁ、どういうつながりを持つか築いていくかはその人の自由なのだけれど。

ブログも私はこのかみんぐにしぼっている。他にもいろいろ持っているけれど、きちんと向かい合って書きたいので、かみんぐだけを更新し続けている。これも私の判断で、誰からも強制されないところが好きだ。あれこれ要求されたり強制されるのは好きじゃない。それは他の人もそうだと思う。

人間関係もお互いの自由を邪魔しないことが長続きするコツだと思う。相手を自分の思うとおりにしようとするところから関係が壊れていったり、相手が思うようにならないところに苛立って不満をぶつけるところからケンカがはじまったり、相手には相手の考えや事情があって、そこのところを思いやれないと関係はうまくいかなくなるだろうな、と。

自由ってなんだろう?そういうことを考えるのは大好きで、冒頭で紹介した森博嗣先生の本の中の考え方も好きだ。私は私で自由に対する哲学みたいなものを確立したいと思う。